Design Concept


クラシックミニのデザイナー、サー・アレック・イシゴニスが考えた
コンセプト。

「大人4人とある程度の荷物が乗る、出来うる限り小さなクルマ」

4気筒の横置きエンジン、フロントドライブ、ショートオーバーハング。。。
コンセプトを具現化するためには必須の条件でした。

知っている方にはつまらないようなお話になってしまうと思いますが、
エンジンルームの長さを出来る限り短くするために縦置きのエンジンを
横置きに配置、これによりキャビンを広く取る。

後輪に動力を伝えるためのドライブシャフトを廃し床下のスペースと
重量を削減するために前輪駆動を採用、これにより更にコンパクトな
ボディサイズとなる。

前輪と後輪の車軸をボディの端に配する、これにより室内のスペースを
更に広く取り、走行時の安定感が飛躍的に向上。

以上により、コンパクトカーの代名詞となるMiniが生まれ、世界に
広まってゆくのでした。

さて。
「これってミニじゃないよね」と言われる事があるMINI CROSSOVER。

全長は4mを越え、全幅は1.8m近くとなり確かに「小さい」という
意味だけに捕われるとミニではなさそうです。

しかしながら
大人が5人乗ることができ、荷室も拡大され尚且つグレードにより
4輪駆動システムも選択が可能ながらこのボディサイズであると
いう事を踏まえると十分にコンパクトに収まっているとも思えます。

「MINIが5人乗れればいいのに」
「MINIが4ドアならいいのに」
そんな声に応えてリリースされたキモチ大きめのMINI。

これからのMINIが全てCROSSOVERに変わるワケではなく、
選択肢の一つとして出されたモデルとなりますので、お使いの
用途に合わせてお選び下さいませ。

試乗車のご用意ももちろんございます、セールススタッフに
お気軽にお尋ね下さい。
                                 (記:KAZU)

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