3月29日から4月1日まで行われたWRCラリーポルトガル。
今回MINI John Cooper Works WRCのニューバージョンが
デビューとなりました。
上の写真は従来モデル、下の写真はNewVersion
New Versionと言っても小変更。
小変更と言っても約100点ほどの見直し、改良がなされたとの事。
冷却システムやダンパー、サスペンション、それから空力特性の
見直しなどが行われ、重量配分も軽く、低く、中心に近くなったそう。
特に足廻りはグラベルでの安定性とトラクション性能を飛躍的に
高めるために、残念ながらビルシュタインではありませんが、
オーリンズとの協力のもと戦闘力を向上させた模様。
舗装路と未舗装路、砂と砂利と過酷な条件が揃うポルトガルは
しばしばニューモデルのシェイクダウンを兼ねて投入される事が。
1-3月の気温の低さや雪道でのクラッシュ率、実践でのデータを
取るにはこの時期とこのコースがうってつけというのが理由のよう。
戦績も重要ですが、やはり市販車へのフィードバックが
ファンには一番の歓びになるハズ。
どんどん良いクルマに仕上げちゃって欲しいですねー。
(記:KAZU)