Eco

Ecoは人によって様々な解釈の仕方があり、表現の仕方があり。

以前ネットで読んだのですが、ある“超”がつくようなエコライフを
送るドイツ人夫婦が妊娠したそうです。

夫婦はエコの観点から紙おむつの使用を嫌い、布のおしめを
使うことを決めていたそうです。

ところが実際赤ちゃんが産まれてみると、1日におしめを取り替える
回数は8回にも10回にも及び、洗濯物を洗う時間、洗濯洗剤や水を
使用するコストや資源の消費量を考え、果たして布おしめがEcoな
選択だったのか、と思い悩んでしまったそうです。。。。

どれが正解でどれが不正解かというのではなく、一人ひとりが
Ecoに取り組もうという姿勢や考えが大事なのだと思います。
ドイツ人夫婦が結果どちらを選んだかは分かりませんが、きっと
二人にとって、地球にとってベストな選択をしたのだと思います。

さて。
ちょっぴりお転婆でヤンチャ、人と同じは好きじゃない、なんて
性格のMINIですが、Ecoに関しては意外と優等生。

例えば。
MINIが使用するエンジンオイル。

下の缶をご覧頂ければ分かるかと思いますがちょっと特別なOIL。


光が当たって見えにくいところは我慢して頂き、ご注目は一番下、
『LONG LIFE』の文字。

「純正オイルは高いよね、ドコソコだとおタクより全然安いよ」と
教えて頂く事もしばしば。

では本当に高くて悪いオイルなのでしょうか?

このMINIの純正オイル、交換サイクルは2年または2万キロ。
サービスのインジケータが点灯しなければ、この期間、または
この距離までなら性能は大きく劣化しません、というもの。

エンジンオイルの役目はエンジンの冷却や金属同士の摩擦の
軽減が主な仕事。

エンジン内部の熱を持ちやすい箇所にオイルの通り道があり、
流れるプールのように延々と周回を繰り返しながらエンジンを
保護し、冷却しているのです。

こんな大事な仕事をこなす液体を2年も、2万キロも放っておいて
いいですよ、とメーカーが言うのですから驚きです。

エンジン内部から出るスラッジを液体内に内包し、長時間、長期間
高温にさらされながらも粘性の劣化を出来る限り抑える。。。

聞いていれば確かに高性能だが、どこがECOなの?と思いますか?

こんな高性能なオイルがロングライフなのです、交換のサイクルが
長くなればその分、不要になった廃油の量は少なくて済む。

それだけでも大きなエコですが、何と皆様にも優しいのです。
それはつまり、交換回数が少なくなれば「交換工賃」なるものを
払う回数が少なくて済む、要するにお財布に優しいんです。

決して高くはない、悪くはない、MINIのエンジンオイル。

安心してご使用して頂けるオイルだと、お薦め致します。

                                (記:KAZU)

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