今の時代は当たり前...と言われる車の常識の多くのきっかけがMINIだった
2019年はMINI生誕60周年の記念の年でした実は子供に大人気の番組「おかあさんといっしょ」も2019年に放送60年を迎えたそうです(余談ですが)。因みに東京タワーができたのが...MINI誕生1年前の事です(余談ですが)。現在様々な工夫を凝らした車が多く出ておりますが、その中で今は当たり前と言われるものが実はMINIが最初につくったものが多くありますここでご紹介させて頂くものはほんの一部です
前輪駆動車(FF車)を最初に作ったのがMINI
1959年に石油価格急騰により、経済的でコンパクトな車をつくるということで、当時エンジニアだった...サー・アレック・イシゴニスより設計されました車両をコンパクトにするために、エンジンは横置きで、前輪駆動方式(FF車)という、当時では革新的な構造の小型車MINIを開発しました小型車開発の話が出た際に、紙ナプキンに概要を書き出しそれを元にMINI開発を本格的に始動させていきました今でこそ多くの車が前輪駆動車(FF車)を採用しておりますが、これを初めてつくったのがMINIなんですねMINIの前輪駆動車(FF車)の歴史は他と比べると、圧倒的に長く...他の追随を許さないという事になります
ツートンカラー(ボディーカラーとルーフカラーを別色)をつくりだした
MINIが発売となった後には、このコンパクトボディーでレースに参戦していきますMINIレースモデルを手掛けたのがエンジニア、ジョン・クーパ氏(現在のMINI COOPERの名前はこのエンジニアの名前が引き継がれておりますまた、MINI JHON COOPER WORKSの名前もここから来ております。)高出力エンジンと幅の広いタイヤを採用し、レース・モデルでMINI COOPERが誕生しました。が...レースを見ていたジョン・クーパー氏が、走っているMINIを他の車と見間違えないよう、すぐに発見できるようにと、MINIをツートンカラーにしましたこれがMINIツートンカラー誕生の瞬間です現在、様々なメーカーでもツートンカラーを採用していますが、それの前進となったのがMINIのレース・モデル...MINI COOPERです
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さて...今回はMNIの開発背景から、MINI COOPER誕生秘話のお話しをさせて頂きましたが...Part2では、あのMINIならではのデザインについてお話させて頂きます