おはようございます。MINI宝塚のウタハラです✿
先週、京都へ夜桜を観に行きました
暗がりの中、ライトに照らされた一本のしだれ桜。
なんとも言えない妖艶な雰囲気を放っていました。
3月末日の某新聞コラムに詩人杉山平一さんの
素敵な詩が紹介されていました
「桜」 杉山平一
毎日の仕事の疲れや悲しみから
救はれるやう
日曜日みんなはお花見に行く
やさしい風は汽車のやうにやってきて
みんなの疲れた心を運んでは過ぎる
みんなが心に握ってゐる桃色の三等切符を
神様はしづかにお切りになる
ごらん はらはらと花びらが散る
この記事を読んだときは流し読みをしたのですが、
なぜか桜を観ているときにこの詩が脳裏をよぎったのです
この妖艶な桜の中にも、
たしかに私の三等切符があって、
今年度もまた、神様は静かにお切りになったのだなぁ...
桃色の三等切符は、私をどこに連れて行ってくれるのでしょうか。
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