みなさま、こんにちわ
MINITAKARAZUKAのコヤダです
先週は真冬のような寒さが日本列島を襲い
近畿圏内でもかなりの雪が降ったようで宝塚店にもスタッドレスタイヤと入替をされる方
がかなり増えました
とそんな時ふと思ったのですが・・・
なぜ道路が凍結すると滑りやすくなるのかと・・・
スケートのように氷の上は滑りやすいから当ったり前じゃないのと私も今まで何も疑問を持たず
過ごしてきたのですがなんとなく気になったので調べてみると・・・
そもそも乾ききった氷(冷凍庫内の)自体の摩擦係数はアスファルトに比べると滑りやすいものの
みなさまがイメージするほど滑りやすくなく車がスリップを多発するほどではないそうです
マイナス数十℃の空間では大半の液体は空気中にでた瞬間凍ってしまいます
「氷のみ」であれば
まだ良いのですが日本の気候を考えると凍結した路面が凍りっぱなしという
わけにもいきません
氷は圧力が加わると薄い水の膜を張ります
凍結すると滑りやすくなる原因はこの水にあります
薄く張られた水の膜はタイヤと氷の間に空間を作り
その水の膜がタイヤを浮かし滑ってしまうのです
そこで活躍するのがご存じの「スタッドレスタイヤ!!」
スタッドレスタイヤは表面のブロック部分に細かな切れ目があり材質も通常のタイヤより
柔らかいものが使われております
その柔らかい材質が氷とタイヤの間の水分を吸収してくれ水が無くなった後に氷にタイヤが
噛みグリップしてくれるわけなんです
ですのでスタッドレスタイヤの交換時期の目安はその水分を吸収してくれる柔らかい部分が硬く
なってしまう3年ぐらいが目安になります
硬くなってしまうと水分を吸収できなくなったり、吸収はできても氷に噛めなくグリップできなくなります
今年の冬は平均して暖冬と言われてますが冷え込む時は先日のように急激に冷え込むので
暖冬だから大丈夫と思わず用心して運転してください
ちなみに気温が3℃になると走行注意といわれることが
ありますがこれは路面温度がそれ以下になっているからです
特に秋から冬にかけてよりも冬から春に向かう2~3月ぐらいが凍結しやすい
そうです
秋から冬は地面が夏に温められているので気温が寒くなっても地面はそれほど
でもないようですが冬から春に向かう時は気温が高くなっていても地面はそれよ
り低くなっているので2~3月に気温が3℃あっても地面はそれ以下になっている
事が多いのでこの時期も気を付けてくださ~い