こんにちは MINI横浜港北のヌカタニです。
先日、前々から行ってみたいと思っていた、
『河口湖自動車博物館』に行ってきました
コチラの博物館、なんと、『毎年9月〜7月が休館日』
つまり、営業してるのは1年のうち8月だけで、残りの11ヶ月はお休みです
やる気がないのか?、それとも1年分のやる気を1ヶ月に凝縮しているのか?
詳しいことはわかりませんが、期間限定で貴重なクルマが見れる、レアな博物館です。
コチラの博物館、明治時代〜現代までの色々なクルマが展示されています。
たとえば、この手前の3輪自動車、「世界初のガソリン自動車」との説もある、ベンツの「パテント・モトールヴァーゲン」(だと思う。) 最高速は時速15キロ!
この時期のクルマを見ていると、剥き出しのサスペンションやステアリングの構造が、開発当時の苦労や工夫を感じさせ、いくら見ていても飽きません
こちらは、クルマ業界だけでなく、世界経済的に有名なクルマ、『T型フォード』です。
社会科や政治・経済の教科書に『少品種大量生産』の例としてよく出てくるのがコレです。
なんでも、生産効率を重視して、ボディ・カラーも黒の一色のみだったとか。
(黒のペンキが一番乾くの早くて、たくさん造るのに好都合だったらしいです。)
豊富なボディ・カラーやオプションが魅力のMINIとは正反対のコンセプト!
(しかし T型フォード、安くてバカ売れ)
この頃のクルマって、今のクルマに当然のように付いているモノが、ことごとく付いてなかったりします。
(たとえば、フロント・ブレーキとか、ウィンカーとか、ミラーとか。セル・モーターも付いてないのでエンジン始動は当然手回しです!)
コレと比べると今のクルマって、エアコンも効いて音楽も聴けて、節電中の我が家よりよっぽど快適?
ところで、『MINIのブログなのにミニは登場しなくてよいのか?』という素朴な疑問を抱きつつ館内を歩き進んでいると、、、
『ミニのお祖父さん』との解説がつけられた『オースチン・セブン』の姿が
『オースチン・セブン』は、それまでのクルマと比べて、「小さくて経済性がよいのに、ちゃんとした作り」という点が評価を受けて、第二次世界大戦以前のイギリスで一番売れたクルマです。
そして、「その成功にあやかりたい!」という意味で、我らがミニも、デビュー当初一時的に『オースチン・セブン』という名称で販売されていました。
ちなみに、『オースチン・セブン』(ミニじゃない方)は、その人気の高さから第一次世界大戦後、色々な国でライセンス生産されていまして、ジツはBMWの乗用車第1号『Dixi』も、『オースチン・セブン』のライセンス生産車でした (知ってましたか〜?)
さすが、博物館! とても勉強になりますね〜
まだ、ミニが登場していませんが、長くなったので続きはまた次回