みなさんこんにちはMINI西宮TCのやましたです。やっと涼しくなってきましたね先日の雨から秋の空気に入れ替わった感じです、まだまだ日差しは強いですが身体がぜんぜん楽です。でも朝晩冷え込むようになりますのでくれぐれも寝冷えには気を付けて下さい。
さて本日はMINIの新しいインテリアについて少しお話させて頂きます。NEW MINI FAMILY.をご覧になられた方はお気づきかもしれませんが内装に使われている素材が大きく変更になりました。
まずシートですが前のモデルではレザーが使われていましたが今回はベスキンと呼ばれる繊維から作ったレザレットシートが装備されています。
このベスキンですがドイツのBMWデザインワークスで長い期間をかけて新たに開発されたリサイクル素材です。
開発から商品化まで膨大なコストと労力をかけて生まれた新素材です。正直従来のレザーを使い続ける方がコストも安く、手間も省けるのですが敢えて新素材をMINIに投入するにはクラッシックMINIから受け継がれた大きな志があるからです。
それは初代MINIが生まれた1950年代後半に遡ります、スエズ危機により化石燃料が永遠の物ではないと西側諸国が気付いたときよりコンパクトで燃料最小限に抑える為に設計された車が登場しました、それが初代MINIなのです。このミニマリズムの考え方を引継ぎ、今の時代にまた新たな1ページを加える為にMINIの開発チームは日々チャレンジを繰り返しています。
まさにMINIのDNAを受け継いでいるのです。
話を戻しますがこのベスキンを使用した場合、従来通りのレザーを使用した場合と比較して炭素排出量を85%抑える事が出来るとの試算も出ています。
またドアトリムやダッシュボードに使われている繊維素材もペットボトルからのリサイクル原料等を使用しています。
そのような地道な努力によりNEW MINI FAMILY.を製造する時に排出される炭素は約50%削減されていると試算されています。
MINIは地球にもBIG LOVEなクルマだったんですね、更にMINIの開発チームは地球に優しい素材を今日も追い求め続けています。
そんな優しいMINIにみなさん是非一度触れてみて下さい!脈々と受け継がれるMINIのDNAを感じる事が出来ると思います。
本日もご覧頂き、ありがとうございました!次週水曜日にまたお邪魔致します!
もうすぐペナントレースも終了、なんか寂しい今日この頃です(´;ω;`)