こんばんは。
朝に引き続きMINI横浜港北のアカヌマです。
先日、少しお話しましたバッテリーについて
マニアックな話です。
車のバッテリーは、メーカーや大きさ等で種類が多くありますが、
全て鉛を使った鉛蓄電池です。
中には、鉛の詰まった極板が6枚入ってます。
それぞれ2V(ボルト)×6枚で公称12V(ボルト)としています。
バッテリーケースの中に、電解液と共に入っています。
車のエンジンを掛けるときには、この6枚の極板が
化学反応を起こし電気を生み出します。
この極板の面積が大きいほど、化学反応する面が大きくなるので
大きな電気を取り出せます。
逆に、この化学反応ができなくなったときが、
バッテリー上がりの現象です。
理由は様々ですが、
①極板の鉛が物理的に脱落もしくはショートした
②電池が完全放電してしまい電解液が分離、
極板の表面が別の化学反応でバリアができてしまい
電気が通電しなくなった
などなど。
6枚の極板で12Vを構成するため
1枚がダメになっても、エンジンはかからなくなります。
ですので、車の点検時にバッテリーを点検するのは
とても大事なことなのです。
これから夏場に向けて、バッテリーを酷使する時期になります。
気になる方は、弊社サービスで是非点検を!!
次回は寿命とメンテナンスについてです。
お楽しみに!!