マーキーです
最近、1回目の車検時にバッテリーが弱っているので交換しておきますか?とお伺いすると
今、普通に使えてるから大丈夫。と交換をされない方が大半なのですが・・・
ご返却後、半年~1年以内にバッテリー上がりで緊急入庫をされる方が3割くらい。
次の車検までにバッテリー上がりで緊急入庫をされる方が5割くらいといったところでしょうか。
JAFさんや保険会社のロードサービス等でもバッテリー上がりの出動は非常に多いです。
なぜでしょう?
近年の高性能バッテリーは、劣化していても寿命が尽きる直前まで使用できてしまうからです
本当は弱っているのに弱っているように感じない。これが、判断をにぶらせる要因だと思います。
事実、普通に使えますからね。皆さん、昨日まで普通にエンジン掛かったのにと、口をそろえます。
昔のバッテリーのようにセルの回り方が怪しいとか、ライトが暗くなってくるなどの予兆が全くなく、ある日突然うんともすんとも動かなくなってしまします。唯一、判断できるとしたら停止時にアイドリングストップしなくなってきたら怪しいかも知れません。
車の使用環境(毎日使う・週1回程度・ほとんど乗らない)によって異なりますが、近年の高性能バッテリーの交換目安はアイドリングストップ車でおおむね3年です。もちろん中には3年以上使用している車もありますが、バッテリー内部の劣化が進行しているのでいつ上がるか分からない状態なのは確かです。アイドリングストップ機能が搭載された車両は特に寿命が早いです。
エンジンをかける時にいちばん電力負荷がかかります。アイドリングストップ機能を使うとエンジンをかけたり切ったりを繰り返す為バッテリーにかかる負担は非常に大きくなります。
少し車のバッテリーの仕組みを簡単にご説明いたします。
通常、エンジン始動したらエンジンの動力を利用して発電機で発電をさせています。
発電機が電装品の電力をまかない、かつバッテリーの充電を行います。
しかし発電で得られる電力には限界があります。
電装品が多ければ多いほど発電機の電力供給だけでは間に合わず、バッテリーの電力も利用します。
そこにアイドリングストップ時はバッテリー電力だけでナビのモニターにエアコン、スマホの充電にオーディオ類の電力供給を行うわけです。そしてエンジン再始動。実は現代の車はバッテリーをものすごく酷使しているんです。
信号待ちの際にアイドルストップし、バッテリーが我慢出来なくなるとエンジンをかけ発電機に助けを求めます なのでアイドリングストップしないということはバッテリーが弱っている目安となります。
電圧は、通常時が12.5~12.8V、エンジン始動時は13.5~14.5Vがおおむね正常値と言われています。電圧はエンジン始動時にもっとも電力が必要になるので、通常時の電圧が12.5V未満になったら、バッテリーの寿命が近づいていると考えて良いでしょう。(いつ止まってもおかしくない状況です)
MINIにはアイドリングストップ機能をOFFにするスイッチがエンジンスイッチ横にございます。
@みたいなマークのスイッチです。
劇的にバッテリーの持ちが良くなる訳ではございませんが、若干の改善は見込めますので、ぜひお試しください。
くどいようですが、今のバッテリーの寿命は
おおむね、3年くらいが普通です。
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この機会にぜひ愛車のバッテリー交換を考えてみてくださいね。
*2021年より、祝日の月曜日もお休みとなりますのでご了承下さいませ。
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