みなさんこんにちはMINI宝塚やましたです。日曜日は凄い雨でしたね、夜中に警報まで発令され雨音で寝つきの悪い夜になりました🌧これから夏に向けて豪雨対策も必要かもしれませんね。
さて本日はそんな豪雨でも安全快適にドライブが可能なMINI ALL4システムについて改めてご紹介したいと思います。
4輪駆動=雪国のイメージがありますがMINIのALL4システムはどちらかというとオンロードでの制御が優れている特徴があります。
4X4のイメージだと車高の高いオフロードタイプのSUVでセンターデフをロックしてゴリゴリに走るイメージがありますがMINIはよりスマートにオンロードを駆け抜けるスポーツ四駆寄りのシステムになります。
勿論雪道やオフロードでの走破性はFFと比較すればかなり高く、CROSSOVERクラスの最低地上高であればSUVとしても存分に活躍してくれます。
下記がMINIのALL4モデルのラインナップになりますがJCWやCOOPERSに目立って採用されている点にご注目下さい。
MINI CLUBMAN COOPERS ALL4
MINI CLUBMAN JCW ALL4
MINI CROSSOVER COOPERD ALL4
MINI CROSSOVER COOPERSD ALL4
MINI CROSSOVER COOPERSE ALL4
MINI CROSSOVER JCW ALL4
明らかにスポーツ走行を楽しむための4輪駆動システムである裏付けになりますね。
どうしてオンロードでの走行に適しているのかを少しご紹介しておきます。
まずはDSCシステムと連動している所がポイントになります。MINI全車に搭載されているこのシステムは走行中の車両状態をモニターして最適なトラクションとブレーキングをコントロールするシステムです。
ですがFFの場合は唯一の欠点としてブレーキは4輪ともコントロール出来ますがトラクションはフロントの駆動輪、2輪のみしかコントロール出来ない点になります。
減速する場合は4輪のブレーキコントロールで安全に停止する事が可能ですが、加速時は限界が近付くと出力制御で走行姿勢をコントロールするしかありませんが4輪の駆動力をコントロールする事が出来ればその限界をより高くする事が可能になります。
では走行状態ごとに駆動力の配分を見ていきます。
通常の直進状態での走行は100%フロント駆動にしてエネルギーロスを防ぎます。
コーナーやワインディングロードでは走行状態に合わせてリヤとフロントの駆動力を調整し、コーナーで四輪のスタビリティーを最適に保ちます。
より滑り易い路面ではトラクションを失った場合には前後のアクスル速度とトルク配分を自動で調節して走行安定性を維持します、例えば前輪がスタックした場合等は100%リヤにトラクションをかける事も可能です。
起伏の激しい路面や、水たまりなどでホイールの空転が感知された場合はDSCの制御により直進性を損なうことなくドライブする事が可能です。
以上のような様々な道路状況に応じて、最適なトラクションを4輪に与え、誰でも安全、快適ににMINIでドライブする事が可能になるシステムです。
でも四輪駆動はやっぱり燃費が気になると思われる方もご安心ください。FFと比較してリッター当たり1km以下の燃費差になります。
こちらがMINI CROSSOVERの燃費データーです。左がFF、右がALL4です。
最後に私自身がハンドルを握り一番違いを感じたのが高速コーナーでの安定性とそう快感です。FF特有のアンダーステアが出る前にリヤにトラクションを与え、後ろからぐいぐい押し込むようにコーナーを曲がり切ってくれます。大げさかもしれませんがこれほど安心してアクセルを踏み込めたのはMINI ALL4が初めてでした。
MINI宝塚ではJCWモデルでこの安心感と爽快感を体感する事が出来ます、私がここで申し上げた事が大げさだったのか是非皆様にご判断して頂ければと存じます。
皆様のTEST DRIVE&IMPRESSIONをお待ちしております!
長くなりましたが本日最後までご覧頂き、誠にありがとうございました、次週火曜日にまたお邪魔致します。