みなさんこんにちは東灘やましたです。すっかり日が長くなったと思っていたら本日は一年で一番日の長い夏至です!少し調べてみたのですが夏至は年によって6月20日から22日のうちの何れかになるようです。2055年まではずぅ~っと6月21日、2056年は20日だそうです。さて毎年必ず訪れる夏至ですが今年はいつもと違います、ニュースでも流れていますが今年は部分日食とのコラボが見られるとの事で私も仕事の合間を縫って写真撮影に挑みました。17時10分最大に欠ける時間を狙いレンズにフィルムを張って準備万端、シャッターを切りましたがあいにくの曇り空でこれが限界でした...
さて太陽と言えば夜道を照らしてくれるヘッドライト、今日はMINIの太陽、ヘッドライトについて少しお話します。
ヘッドライトは色温度と明るさを表す単位があり、前者がケルビン、後者が後者がルーメンで表されます。また車検の基準で用いられるカンデラはリフレクター等で光を集めた光束の強さを表します。ルーメンが大きくてもカンデラが低ければヘッドライトでは効果があまり期待できませんし車検も通りません。そんな理由でMINIのヘッドライトユニットもライトの種類に合わせて工夫されています。
MINIのヘッドライトは歴代3種類のシステムが採用されています。
まずはONE、COOPERに標準装備されているハロゲンヘッドライト。おなじみのフィラメントを使い発光するシステムですがメリットは色温度が3500ケルビンほどで淡黄色なので雪や雨の日には反射が少なく安定した視界が確保できます。また発熱量が多く、ヘッドライトについた雪が溶けやすいメリットもあります。デメリットはやはり明るさが他のライトに比べて暗いところです。MINIのヘッドライトでは唯一集光にリフレクター(反射板)が使われています。
次は初代と第二世代のMINIに採用されていたキセノンヘッドライト。BMWが市販車で初採用したロー、ハイ切り替え可能なバイキセノンヘッドライトです。メリットはやはり明るさ、色温度は高めでやや青みがかった光です。キセノンガスに高圧電流を放電して発光します。コスト面と高圧電流を使うためシステムがやや複雑になります。かなり照度が高くグレアが起こりやすくなる為、ヘッドライトユニットはプロジェクターにより集光されてます。
最後は現在主流のLEDヘッドライト。明るさ、寿命、コスト面でのバランスが良くメーカーを問わず広く採用されています。面で発光するので集光が悪いとカンデラ不足で車検が通らない場合があるので注意が必要です。MINIのユニットはプロジェクターが装備され綺麗に集光されています。またデザインの自由度が高くユニオンジャックテールレンズにもLEDが採用されています。
372年ぶりの夏至と日食のコラボはご覧になられましたか?本日もご覧頂き、ありがとうございました。これからが夏本番、熱中症にはご注意下さいね、ではまた次週お会いしましょう。