こんにちは、MINI山形ジーニアスの菊地です。
本日は、前回に引き続き電気自動車の基礎知識
「充電器、充電出力、充電時間」についてです!
スマートフォンやタブレットの
充電器は、ワット数が違っていたり
USB Type-Aや 、Type-Cなど
様々なタイプがありますよね。
充電器によって出力(電気を流す量)が異なり
同じ時間充電しても蓄えることができる
電気量は大きく異なりますよね。
車の充電器もこのスマートフォンの充電器と
同じことが言えます。
充電器から1時間(hour)電気を流し続け
貯まった電気の量を「kWh」で表します。
読みはキロワットアワーです。
これが電力量であり
バッテリーの容量を示すものになります!
例
80kWの充電器を使用して1時間充電した場合
充電できる量は [ 80kWh ] になります。
ですので、6kWの充電器は6kWh
20kWの充電器は、20kWhということになりますね。
では、80kWの充電器を使用して
30分充電した場合
充電できる量はどのくらいになるでしょうか?
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1時間で貯められる電力が
80kWhということは30分だと半分。
80÷2=40で
答えは [ 40kWh ] になりますね!
次は充電時間について
BMW iX3を用いて説明いたします!
BMW iX3のバッテリー容量は [ 80kWh ]です。
車両のバッテリーが、0の状態で
6kWの充電器を使用した場合
100%充電するにはどのくらい時間がかかるでしょうか?
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80 ÷ 6 =13.33で
[ 13.33時間 ] ということになります!
簡単な計算問題です。
※あくまでも理論上の問題で
実際の時間とは異なる場合がございます。
kWとkWhなどと、単位が様々あって
頭が混乱してしまいそうですね。笑
次回は電気自動車の基礎知識
「電費と航続可能距離」についてです!