こんにちは
本日はMINI NEXT中之島よりMINIのちょっと難しい(?)用語を
説明させて頂くシリーズをお送りいたします
本日の用語はこれ
ブレーキエネルギー回生システム
です。
さて、カタログにあるこの部分を読んでみましょう。
「ブレーキ・エネルギー回生システムは、インテリジェントにオルタネーターを
制御する事でブレーキ・エネルギーの一部を電力に変換するもです。
アクセル・ペダル開放時にはバッテリーを強力充電、
アクセル・ペダル操作時には弱充電となります。」
・・・横文字多っ!ルー大柴か!(笑
ではこれを私なりに、判りやすく解説したいと思います
まず「インテリジェントにオルタネーターを制御」ですね。
これはつまり「賢く発電機を制御」と言う事です。
オルタネーターという自動車部品ですが、これは簡単に言うと発電器です。
車では、ヘッドライトやオーディオ、ナビなど
様々な部品を電気で動かしています
このためにエンジンのパワーの一部を発電に回しているのですが
この発電が実は結構エンジンからパワーを食っちゃうのです
例えるなら、自転車のライト、足元で付けるやつありますよね
前輪についていて「ヴィーン」と鳴るやつです。
あのライトをつけると、ペダルを漕ぐのがしんどくなりますが
自動車のエンジンにも同じ事が言えるのです。
エンジンもしんどい(燃料を余計に使う)のです。
ということでMINIは考えましたアクセルを踏んでいないとき、つまり
「減速時、ブレーキを踏んでいる時」だけオルタネーター(発電器)を
働かせれば、加速時(自転車で言うとペダルを漕いでいるとき)は
パワーを使わなくて(燃料が少なくて)済むんじゃね?
そう、メリットとして
「パワーを使わなくて済む→燃費が良い」
そして
「以前と同じ量の燃料を使う→もっとパワーが出る」
という相反する二つのメリットを同時に手にすることが出来たのです
天晴れ
因みにもちろん、バッテリーの電力が不足気味の場合は
発電を優先させますのでそこはご安心下さいませ
と言うわけで今回の用語解説は如何でしたでしょうか?
もう少し短く纏める事が出来ればよいのですが、難しいです
実はMINI NEXTとしてはまだこのブレーキエネルギー回生システムを
搭載した車が入って来ておりません。入荷次第またご案内いたしますので
しばしお待ちをお願い致します〜
それでは本日はこの辺で失礼致します!