こんにちは
とくちゃんです
前回、おススメ機能【前編】と題して、アクティブ・クルーズ・コントロール(以下、ACC)の紹介をしましたが、「3つの注意点」を後編に回すことにしたところ、「早く教えてほしい!」「注意点が聞きたくてうずうずしている」と、多くの方から想像以上の反響がありました
なので今回は、元々19日(月)にお届け予定だったMINIのおススメ機能【後編】~ACCを使う上での3つの注意点~を、3日前倒しにしてお届けしたいと思います
ACCの注意点はズバリ以下の3つです
①:右左折など、ハンドルをかなりきらないといけない状況・急カーブは苦手
②:あくまでクルマを認識できるだけなので、信号は認識できない
③:センサーが認識できていないと、前にクルマがいても、関係なし
一つひとつ説明しましょう
まずは①:右左折など、ハンドルをかなりきらないといけない状況・急カーブは苦手
【前編】でも触れたように、非常に優れた機能であるACCですが、その機能は「自身が動かしているクルマの延長線上にクルマがいるかいないか」によって左右されます
つまり、真っ直ぐ走っているときは真正面のクルマに、カーブを走っているときは、そのカーブの先にいるクルマを認識するので、カーブの角度が急すぎると、前のクルマが、センサーで把握できる範囲を超えてしまい、結果として、「前にクルマがいない」と判断してしまうのです
そうなると、人間の目では前にクルマがいるとわかるのに、センサーは分からないので、急加速してしまうことになります
これは注意が必要ですね
次に②:あくまでクルマを認識できるだけなので、信号は認識できない
①とも繋がる話ですが、あくまで「前にクルマがいるかいないか」でセンサーが作動するので、信号は関係ありません
なので、信号の先頭となってしまう場合は、自分でブレーキを踏まないといけません
これが、私が前回「これは、高速道路を使っての長距離ドライブなどで、効果を最大限発揮します」と書いた所以です
ACCが信号も認識してくれるようになれば、市街地での走行も委ねられるのですが、それは今後に期待ですね
最後に③:センサーが認識できていないと、前にクルマがいても、関係なし
これも①と通じるものなのですが、カーブ以外にも「センサーの範囲から前のクルマがいなくなった場合」に、急加速してしまうことがある、ということです
これは例えば、前のクルマが車線変更をして急に(クルマの)視界から消えた時などに起きてしまいます
高速道路など、前の前のクルマも結構なスピードで走っている場合は特に問題ない(しっかり認識できる)のですが、市街地で、車線変更した車の前のクルマが信号で停止していたりすると、時々認識できず、減速しないということが生じます
これらを総合すると、道幅が狭かったり、カーブが多い道、もっと言えば、市街地走行にはあまり向いておらず、ゆるやかなカーブ、路駐がない、急にクルマが出てこない、といった要素がある道、もっと言えば、高速道路や自動車専用道路などで活用する方がいいでしょう
以上、ACCを使う上での3つの注意点でした
慣れてしまえば簡単なので、皆様ぜひ活用してみてくださいね
まだACCを体感されていない方は、ご試乗のご予約承りますので、ぜひ週末足をお運びください
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております