みなさんこんにちはMINI東灘やましたです。今日は秋らしいからっとした過ごしやすい陽気になりましたね、青空の下体を動かすには最適の季節です。でも季節の変わり目、朝晩はかなり冷え込む日もありますのでお体にはくれぐれもお気を付け下さい。
さて先週は緊急特番でTHE NEW MINI CROSSOVERを特集致しましたので大運動会はお休みさせて頂きましたが今週はいよいよラスト競技Stage3を開催します。燃費、トルクときて最終レースは少し視点を変えてバランス種目、如何にバランスよく走れるかを競う大玉転がしがラストレースです。
車のバランスと言えば前軸と後軸のバランス、ここのバランスが悪いとコーナーでの操作性が悪くなったり加減速時の挙動が不安定になります。理想は前軸重と後軸重が全同じの50:50、BMWが拘る車作りの大きなポイントです。
今日はこの重量バランスが50:50により近いモデル、グレードが勝利となります。コーナリング時の安定感を示す順位と言っても過言ではありません。
また本日はNEW MINI CROSSOVERのデビューを記念してCROSSOVER全グレードでのエントリーと致しました。
まずは第一のコースCROSSOVER COOPER Dです。唯一のFFモデルはバランスにおいては不利とされています。ALL4モデルに負けない走りを期待しましょう。
続いて第二のコースはCROOSSOVER COOPER SD ALL4ディーゼルモデルでは王者の風格、バランスにおいても抜きんでた実力を見せるのか。
第三のコースはCROSSOVER COOPER D ALL4四輪駆動モデルでは最軽量、ALL4のメリットも生かしトップ争いに加わることが出来るか。
第四のコースはCROSSOVER JCW唯一のガソリンモデル。パワーはMINI最強、バランスでも最強の称号を得ることが出来るか。
最終第五のコースはCROSSOVER SE ALL4、MINI唯一のプラグインハイブリット主役の座を射止めることが出来るか。
以上の5台で争われます、結果は如何に!
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それでは結果発表です!
残念ながらの第5位は 第四コースCROSSOVER JCWでした、結果は58.6:41.4ラジエーターの追加等、高出力車ならではの装備がフロント部分に集まり、苦しい結果となりましたが専用サス、大径ホイール&ブレーキで武装された走りはやはりMINIの中でも一流の走りを体感させてくれます。
続いて第4位はCROSSOBER COOPER Dで58.1:41.9JCWとは0.5の差でした。重量は1600kgで最軽量でしたがFFの分、ややフロントヘビーになってしまいました。でもコスパは最高!NEW MODELはLEDヘッドライトも標準装備となり、MINIの走りとSUVならではのユーティリティースペースを最もリーズナブルにご体感出来ます。
そして第3位は57.1:42.9でCROSSOVER SD ALL4でした。やはり総合力ではNo.1!最もCROSSOVERらしい走りを提供してくれます。男前で頼もしい相棒です!
さてそれでは最終結果、2位と1位の発表です!
1位は第五のコースCROSSOVER SE ALL4で52.5:47.5!2位はCROSSOVER COOPER D ALL4で56.6:43.4でした。何れもフロントエンジン車としては優秀な数値、CROSSOVER SE ALL4に関してはリチウムイオンバッテリーがリヤに搭載されていたのが大きなポイントになりました。ほぼ50:50のバランスでしかもALL4、非常に安定感のある走りをプラグインハイブリットで楽しむ事が出来ます。惜しくも2位となりましたがCROSSOVER COOPER D ALL4も安定の2位、潜在能力の高さを証明しました。
以上、本日はカタログデーターでは測れない部分をご紹介しました。しかし改めてMINI(BMW)の前後バランスへのこだわりを感じる結果となりました。すべてのMINIに言える事ですがバッテリーの搭載位置をフロントストラットのマウント位置より後方にもっていったり、エンジン本体も極力後方へ寄せるなど様々な工夫がされています。BMW MINI初代のの3HB COOPER Sではバランスに拘るがあまりトランク下部にバッテリーが装着されていた事もあります。それだけ前後のバランスがハンドリングに与える影響が大きい事をMINIの開発者は理解しているのであります。
ハンドリングへの拘り、ゴーカートフィーリングを追求するMINIをどうぞ今後も宜しくお願い致します。
こんなMINIたちをさらに深く知って頂く為にも、ご試乗やモニターを実施しております。爽やかな秋空の下、是非一度拘りのMINIをご体感下さい。ご依頼お待ちしております!本日もご覧頂きありがとうございました。