西洋絵画から学ぶ写真術3選!

青い空と広大な水平線、神社仏閣が連なる風情ある街並み、木々生い茂る雄大な自然、

見てる景色は綺麗だけど写真に撮るとなかなか上手く撮れないことってありますよね。


今回は
最近、19世紀印象派の絵画にハマっている(?)


MINI湘南セールスの新井が

写真に応用できる西洋絵画の構図をご紹介したいと思いますきらきら


1.三分割構図

まずはじめにご紹介させて頂くのは基本的な構図である三分割構図です。
画面の縦と横それぞれに三分割してバランスをとる構図。写したいものを中心に位置するのでなく三分割した線に合わせて

スッキリとした構図をとる方法です。


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ウィリアム・ターナー
『解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール号』


18世紀-19世紀を代表するロマン主義の巨匠ウィリアム・ターナーの絵です。
この絵画を三分割すると全体に対する水平線から太陽までの位置とのバランスが3:1になっています。

水平線までが1、空が2に割合です。その逆の水平線2、空を1にしてもバランスは取れます。

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線を入れるとより分かりやすくなりますね。
このように三分割構図によって重心を意識すると全体として見やすい絵となります。
これを写真に応用すると次のようになります。

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これが三分割構図の考え方です。他にも縦割りの構図にもこれは使うことが可能です。


2.対角線構図

2つ目は対角線を意識した構図。
水平線ではなく、あえて斜めに構図をとることで奥行きと動きを与えることができます。

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アルバート・ビアスタット
『ロッキー山脈』

風景画で有名な19世紀の画家アルバート・ビアスタットの絵です。
右上の岩山から左下の岩場に向かってキレイな対角線構図が目を惹きます。

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これを写真に応用すると

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対角線構図を意識すると画面全体に動きと変化がついてダイナミックな表現となります。


3.三角構図

最後は、画面に三角の構図を意識して配置することで全体に安定感を与える三角構図をご紹介します。

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フィンセント・ファン・ゴッホ
『星月夜』

あまりにも有名なゴッホの作品。
キレイな月夜の手前に位置する大きな木が絵の重心を引きつけ安定感のある構成となってるのが分かります。
この絵は私が好きな作品の一つで、ずっと観てても飽きない不思議な魅力を感じます。

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この三角構図を写真に取り入れると

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屋根の先を頂点とした三角の構図が画面下へ広がりずっしりとバランスを落ち着かせています。
この三角構図は画面のどの部分に用いてもアクセントとなるので比較的使いやすいと思います。


いかがでしょうか?

他にも色々な構図の取り方があるのですが、写真を撮る際にこの構図を少し意識するだけで印象が変わります。


愛車のMINIを写真に撮るときに参考にしてみてはいかがでしょうか。


現在、MINI湘南フォトコンテスト開催中なので良い絵が撮れたら是非、MINI 湘南のショールームに飾らせて下さいませキャラクター(万歳)スパーク2(キラリマーク)

まだまだ皆様のご応募お待ちしておりますきらきら

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以上

MINI湘南のセールス新井でした!

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