こんにちは
そろそろ年貢の納め時が近づいているMINI湘南セールスコンサルタントの新井です。
今回も、毎月変えているMINI湘南こだわりコーヒーをご紹介したいと思います。
「喫茶店よりも美味しいコーヒーが飲めるカーディーラー」
を目指して
MINIが目的か、コーヒーを飲むひと時が目的か。
上質な時間を過ごしていただける空間づくりに邁進していきたいと思いますので、
是非今月のコーヒーもお楽しみ下さいませ。
■ドミニカ プリンセサ ワイニーナチュラル
今回のコーヒーは、中米カリブ海浮かぶイスパニョーラ島の東部に位置するドミニカ共和国のコーヒー。
面積は九州と同じくらいの小さな国です。
カリブ海にコーヒーの苗が持ち込まれたのは、1723年。
フランスの海軍士官、ガブリエル・ド・クリューがパリの植物園からコーヒーの苗木を持ち出し、海賊やハリケーンの苦難を乗り越え、カリブ海西インド諸島のマルティニーク島にその苗木を移植したことから中米コーヒーの歴史が始まります。
マルティニーク島での栽培が成功すると、ここからイスパニョーラ島(ハイチ・ドミニカ)、さらにキューバ、ジャマイカへとコーヒー栽培が広がります。
特にハイチ・ドミニカがあるイスパニョーラ島は18世紀半ばには世界最大のコーヒー産地にまで成長したそうです。
■ナチュラル・ワイニー・プロセス
今回のコーヒーのは、赤ワインのようにボディ感がしっかりしていて、ドシッとした苦味の後にまろやかな香りが立つののが特徴。
その特徴の秘密が、特殊な精製方法である
「ワイニー・プロセス」
です。
名前の通り、「ワインのような風味」に仕上げる精製方法。
このワイニープロセスとは、
湿度の高い中米に持ち込まれてから生まれた、特殊なコーヒー豆の精製方法なのです。
通常、主に雨季と乾季がはっきりと分かれているブラジルやエチオピアでは、
収穫したコーヒーチェリーを乾燥させてから、脱穀して豆を取り出すという「ナチュラル精製」という方法が主流となっています。
これを湿度の高い中米でそのまま行うと、チェリーがなかなか乾燥せず、乾燥の前に腐敗してしまうことが多いそうです。
そこでこの「腐敗」を防ぐために用いられるのが「発酵」の力です。
ワイニー・プロセスは通常のナチュラル製法での乾燥とは違い、
コーヒーチェリーの発酵をゆっくりと進むようにコントロールすることで腐敗を防ぎ、湿度の高い環境下でも時間をかけて乾燥させることができるのです。
ただ、適度に攪拌し均一に乾燥させ、時には直射日光を防ぎながら品質を維持・乾燥させていくため管理が非常に難しく、
ワイニープロセスの生産者には高い技術が必要とされるそうです。
■コーヒーの味の特徴と印象
今回の「ドミニカ プリンセサ ワイニーナチュラル」の印象は、
ドシっとした苦味の後にまろやかな香りが立ち、ワインでいうボディ感がしっかりしています。
また個人的な印象なのですが、
冷めたあとに飲んだ時の方が、より芳醇な香りが捉えらるようになり、いっそうワイン感が増すような気がします。
熱い時と冷めた後で、違った余韻が残るような印象を受けます。
コーヒーの世界は本当に深い、今回もいままでとは違う「ワイニー」なコーヒー。
ぜひ、MINI湘南で美味しいコーヒーのあるひと時をお楽しみ下さいませ。
以上、
MINI湘南 セールスコンサルタントの新井でした。