日なたは結構ポカポカして気持ちが良いものであります。
久々に天気が良いと溜まった洗濯物を片付けたい衝動と
同じくらい、「外に出かけた~い」と思ったりします。
なんで旅ってしたくなるのでしょうか?
人びとが「自ら望んで旅をする」ようになったのは、ごく最近の事。
ある大学教授のお話によると、旅への欲求・動機というものは思郷心、
交遊心、信仰心、知的欲求、見聞欲求、歓楽欲求に細分化され、また
身体的動機として、治療欲求、保養欲求、運動欲求があり、経済的な
動機として、買物目的、商用目的に分類されるといいます。
時々遠方出張などで「せっかくここまで来たのだから、この土地の
ものを食べて帰ろう」なんて思いが生まれるのは、旅そのものの
欲求を一部でも満たしたいと思うところから来ているのでは
ないでしょうか。
日常生活圏を離れて見知らぬ場所へと出掛けた人に共通して
見られる心理的特徴は、「緊張感」と「解放感」という相反する
感覚が同時に高まる事にあるそうです。
不安感が強まりやすい見知らぬ土地では、外部環境の変化に
すぐに対応できるように、心身ともに反応可能の状態を維持しようとし、
この状態であることの意識が「緊張感」となります。
感受性が高まり、情緒的反応も活発になる。。。出会ったものごとに対し
快・不快や好き・嫌いの印象が強くなり、平素とは違うものに興味を
感じる傾向がみられ、特に外見的な珍奇さに心を惹かれやすくなる、と
その教授は続けます。
それと同時に、日常生活から離れることによって生活に関わる様々な
煩わしさを一時的にせよ忘れる事で感じる気楽さ。
この状態である事が「解放感」となり、肉体的にも精神的にも
くつろがせてくれる、よく言う「癒されに旅に出る」って感覚が
こちらになるのだと思います。
この相反する意識の組み合わせによって、旅をする人の心理は
作られているのだそうです。
ふ~む、言葉にすると結構深いですねー
そしてここからが核心です!
旅をすることは、いつもと違った環境での自然や文化あるいは
人々との出会いなどにより、自己確認と発見の新たな機会を
作ってくれ、特に美しい・楽しい・美味しいなどの感情を伴うと
人間をより豊かな世界へと導く作用を持っているのです。
うわ~、旅に出たい。。。
あ、MINIのショールームにこんなにいろんなバッグが置いてある。。。
車での旅、飛行機の旅、列車の旅、歩く旅。
色々な旅のスタイルに合わせてBagの形状も変わります。
その全てはMINIのトランクにも相応しいデザインですので、
ぜひお一つ手にとって、「緊張感」と「解放感」をじっくり
味わう旅の計画を立ててみて下さい。
(記:KAZU)