こんにちは 新人のMSです
台風が過ぎて、秋の気持ち良い晴天が続いています。
久しぶりに 奥秩父の端っこ 瑞牆山 に行ってまいりました
となりの金峰山には良く行きますが、瑞牆山は久しぶりです。
気持ちの良い 天気でした。
富士山も良くみえました
休みの日のMINIでのドライブがすっかりと定着してきましたが、
MINIに配属されてはや4か月？まだ4か月 本当にいろいろなMINIとの思い出ができました。
（MINIコンバーチブル 写真は吉祥寺東急での当社展示会です）
そんな MINIと私の最初の思い出は 何だろう？
と思い返してみました。（皆様も最初のMINIの思い出ってなんなんでしょう？すごくそれぞれのMINI好きの方に、それぞれのエピソードがありそうで、とても聞いてみたい気がします
）
本日は だいぶ前の話 BMWのMINIになる前の話ですが、私とMINIの衝撃的な初の出会いについて書かせていただきます。
時は1991年ですから もう何年前でしょうか？私が大学の2年生のころです。ちょうど9月の終わりでしたから 22年前の今頃です。
当時 山梨県の大学に通い、完全に野生化していました私は ある日、大学のある都留市という所から
同級生の明石くんと2人で何も持たずに、テクテクと歩き始めました。
ただ暇だからという理由で
所持金は2人あわせて５００円くらいでした。
当時 私と明石くんは同じスピードスケート部のライバルということもあり、何かにつけて張り合う関係でした。
お互い「超」がつく負けず嫌いで （私は今はかなりのんびり系ですが、当時は） いつの間にか、どちらかが休もうというまでは絶対に休憩を入れない、
どちらかが戻ろうというまでは絶対に戻らない という超過酷なお散歩がスタートしてしまいました。
少ない所持金で食パンとピーナッツバターを買い、歩くこと16時間
富士吉田市
河口湖
西湖
精進湖
あたりで夜があけ、本栖湖
を越えて朝霧高原
に入るころには 台風の影響で大雨になり 服はずぶ濡れ、安物の靴も底がはがれて、裸足で歩くような状態でした。
このあたりでようやく2人 顔を見合わせて 「無理かな？」という表情になりました。
ヒッチハイクをしようという話になったのですが、大荒れの天気の中 なかなか車が止まりません。
ようやく止まってくれた車は、小さくて かっこいい グリーンのMINIでした。
大雨の中 あやしい2人組を乗せてくれた このMINIの方は、残念ながら戻る方向ではなく、静岡に行く方でしたが、折角なので乗っていきました。
車の中 寝ず、食わずで歩き続けた私と明石くんは 狭い車内も気にせず、深い眠りに落ち、 気が付くと車は静岡県の清水市に到着していました。
所持金160円
靴は崩壊
さらに家からも相当遠くなり
かなり絶望的な状況かと 思いました その時
そのMINIに私たちをのせてくれた方は 「兄いら 疲れてるずら？ なんか食え」と言って、なぜか私たちに1万円をくれたのでした。
本当に 神 なんじゃないかと思いましたよ！驚きました
そして 私たちは うまいものを食べ ゆうゆうと 電車とバスを使って
自宅にもどりました。
約24時間の過酷な1日で起きた奇跡でした。
これが私の最初のMINIエピソードです。 ちなみに
この会社に入社したきっかっけとこのエピソードはまったく関係ないのですが、
思い出してみると 大変な縁を感じずにはいられません。
人生もMINIも不思議ですねー
そして人生もMINIも素晴らしいですね
MS