こんにちは!今週のBlog担当はHayashiです!
先日のお休みに、紅葉を見に鳳来寺山の「もみじまつり」に行ってきました。
紅葉を楽しむには時期的に少々遅めで、到着した時間も遅かったのでかなり寒かったですが...。
遠くの山に夕日が沈むのを見届けて帰ってきました。
ここまで寒くなってくると、以前の当ブログ記事にもありましたが、スタッドレスタイヤが話題になってきますね。
でもこの時期はスタッドレスの記事は沢山あるので、今回は違った視点からのタイヤについてのお話です。。
MINIの新車に装着されているタイヤは、装着前にメーカーや銘柄を選べません。
(MINIだけではなく、他社さんも同じだと思います)
ご納車時に、お客様からこれってどういうタイヤ?とご質問をいただくこともありますので
自分の勉強をかねて、世界のタイヤブランドについて調べてみました。
まずは欧米のブランドからです。
世界シェアは第2位の、ヨーロッパを代表するタイヤブランド、フランス発祥のミシュランです。
MINIの新車でもよく装着されています。
(レストラン等を評価した旅行ガイドブックのミシュランガイドも有名ですね。)
1889年創業の、歴史のあるメーカーさんです。
かつてBMWがF1に参戦していたころは、ミシュランのタイヤを履いていましたね。
溝のあるF1タイヤって懐かしいです。
ちなみに、ミシュランはアメリカ発祥のタイヤメーカーBFGoodrichを傘下に置いているそうです。
日本では、小型・普通乗用車用タイヤが中心のミシュラン、大型SUV用タイヤがBFグッドリッチといった棲み分けがなされているそうです。
次に、これ、どこの国のタイヤ?とよく聞かれるコンチネンタルです。
1871年創業のドイツのメーカーです。ミシュランより歴史があるんですね。
個人的な経験ですが、MINIの新車ではクロスオーバーによく装着されていたように思います。
コンチネンタルのHPによると
【現在、ヨーロッパにおける乗用車&小型トラック用タイヤのマーケットシェアは第1位で、世界シェアは第4位です。 また、純正装着タイヤ、ウィンタータイヤ、チューニングカー用タイヤのシェアもヨーロッパシェアNo.1を誇っています。】
とのことなので、日本向けのMINIにも多く装着されていて当然ですね。
ちなみにタイヤ以外にも、ブレーキ装置や車両システム部門も持っていて、最近は「自動運転技術の新たな主役」とも呼ばれているようです。
昔はヤナセ、2002年からは横浜ゴムが総輸入販売元でしたが、2014年からは「コンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社」を設立し、横浜ゴム・ヤナセ・阿部商会の3社が代理店となっているようです。
この黄色いマークは1872年創業の老舗で、イタリアの有名ブランドのピレリです。
現在は自動車レースの最高峰、F1へのタイヤ供給で有名ですね。
PIRELLIのP Zeroといえば、スーパーカー御用達のフラッグシップモデルで、
現在のF1参戦中のマシンのタイヤにも大きく "PIRELLI PZero"と記載されています。
そして、1898年アメリカで創業のGOODYEAR! 世界シェア第3位のタイヤメーカーです。
ダンロップ(住友ゴム工業)とも関係が深かったですが、2015年には提携を解消したようです。
F1にもレース用タイヤを供給していましたね。
アイルトン・セナの全盛期にも使われていて、こちらも懐かしいです。
続いては、日本のタイヤメーカーです。
世界No.1のシェアを誇るブリヂストン! 皆様よくご存知ですよね。
もちろん、MINIの新車時に装着されているブランドの1つです!
MINIの新車の納車時に、喜ばれる率も高いタイヤです。
横浜ゴムは1917年創業で、現・古川電工と米・BFGoodrichの合弁会社として設立されました。
スポーツカーやモータースポーツには黒地に赤のADVANの文字が有名です。
その他4WD車/SUVにはGEORANDARブランドが知られていますね。
戦時中にはゼロ戦のタイヤも作っていたとの記載もありました。地味にすごい!
個人的には、横浜ゴムといえば、このマーク! (若い方はご存知ないかもしれませんね。)
「スマイレージマーク」というのだそうです。ちょっと怖い。
このマークは1962年に販売促進として作成されたとのこと。
キャラは微妙ではありますが、インパクトはありますね。
ダンロップはもともとイギリス発祥のタイヤブランドですが、1980年代に住友ゴム工業(株)が買収し、さらに1999年にグッドイヤーが提携・資本参加しています。
福山雅治さんがCMに出演しているタイヤ「エナセーブ」が有名でしょうか?
(スポーツ用品を扱うダンロップスポーツは別会社になっているようです)
ちなみに住友ゴムは、ファルケン(元オーツタイヤ)も吸収しています。
そして提携関係の変更もあって、2013年以降は住友ゴム工業による「ダンロップ」ブランドでの活動はアジア市場のみの展開となっており、それ以外の地域はグッドイヤーが展開しています。
なのでダンロップは「日本においては日本の会社」ですが、MINIに装着されているのはグッドイヤー系のダンロップタイヤ、という複雑な状況になっています...。
最後に、お隣の国・韓国のメーカーです。
ハンコックのHPによると、1941年、韓国初の自動車タイヤメーカー、朝鮮タイヤ工業株式会社として創業し、1953年ハンコックタイヤに社名変更をしたそうです。
1991年、フォルクスワーゲンと初めてのOE(相手先商標による生産)タイヤ供給契約を締結し、2008年にはアウディとのOE供給協力に署名し本格的にヨーロッパに乗り出しているようです。現在は世界で7位のタイヤメーカーだそうです。
そして、ドイツツーリングカー選手権(DTM)の公式タイヤとして指定されてDTMのマシンには"Hankook"のロゴが至る所に貼られています。
ここまでのメーカーに成長したハンコックは、MINIの新車時の装着タイヤにもなっています!
ちなみに、韓国のタイヤメーカーでは「クムホタイヤ」も有名です。
MINI(R56) 3ドアハッチバックの JCW GPに採用されていたようです。
世界的に有名なタイヤブランドというと、これくらいでしょうか・・?
そして、MINIやBMWに装備されているタイヤ、すなわち承認タイヤについてのお話です。
MINIの新車に装備されているタイヤには、サイドウォールに★(スターマーク)が表記されています。
この★(スターマーク)が、MINI のために専用開発され指定する基準をクリアした承認タイヤであることを証明しています。
新車に装着されているタイヤがどこの国のどんなブランドであろうと、性能や品質は保証されていますので、ご安心ください♪
長々とタイヤについて書きましたが、お付き合い頂きありがとうございました。
話はガラッと変わりまして・・・
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