神戸東灘のヨナイです
3月になりましたね気候も徐々に暖かくなってまいりました
しかしまだ朝晩冷えますので体調管理にはくれぐれも気を付けましょう
さてさて
ヨナイBLOGでご紹介してまいりました限定車達
街中を歩いていたり、ドライブしていると自然とMINIに目が行ってしまうと思います
その中に限定車のMINIがいるか探してみるのも面白いと思いますよ
ときにはクラシックMiniに遭遇することもあるかもしれませんね
今回はその「クラシックMini」と呼ばれるMiniの起源に遡ってみようと思います
時は60年遡る事1959年
ヨーロッパ諸国では1956年中東で勃発したスエズ戦争の影響で原油価格が高騰
イギリスもオイルショックに陥ってしまいます
イギリスの人々はまともな乗用車を維持することが困難になりドイツから200ccのミニカーを
購入するようになっていきます
経済性は良かったものの居住性や操縦性といった自動車に求められるような性能が
欠けていました
ブリティッシュモーターカンパニーの経営責任者であるレナード伯はそれに対抗するため
「極めて経済的な4人乗り小型車を早急に開発すること」
これを開発チーム責任者であったアレック・イシゴニスに命じたのです
アレック・イシゴニスの思考錯誤の末、
誕生したのが「モーリス・ミニマイナー」と「オースチン・セブン」です
それがコチラ↓(モーリス・ミニマイナー)
その初期デザインをコートダジュールのバーでジンを飲みながらナプキンに描いていたという
ストーリーはMini史では有名なお話となっております
車内はこのようなシンプルなレイアウト
ドアを閉める際は左右にかかったヒモを引っ張るという構造
Miniの伝統的なデザインになっていくセンターメーターとトグルスイッチです↓
イグニッションキーを差し込む鍵穴がど真ん中に
現在販売されている現行ミニ達もエンジンのSTART・STOPボタンは真ん中にありますよね
そしてエンジンルーム↓
これが「Aシリーズエンジン」です
Miniには欠かせない直列4気筒エンジンで、車軸と並行に横置きに搭載するというレイアウトは
世界初で世界中のカーエンジニアの度肝を抜きましたMiniが製造終了になる
2000年まで製造されました
走り去っていく後ろ姿がキュートですよね
その後アレックイシゴニスとある男と再会したことがきっかけに
「Miniクーパー」が誕生していくわけですが
それはまた、別のお話 (古ッ)
つづく