『カレーで聴きたいMUSIC !』
こんにちは MINI横浜港北のヌカタニです。
もうしばらく経ちましたが、先日のお花見パーティーにご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました
おかげさまで、用意していたカレーも好評のうちに完売。
というワケで、、、
今日は、、、
『カレーで聴きたいMUSIC!』をご紹介します
MINI と色んな音楽が相性がいいように、カレーにも色んな音楽が似合うんですよね〜。
では、さっそく、、、
その①
『コドナ』
コリン・ウォルコット (シタール、タブラ他)
ドン・チェリー (トランペット他)
ナナ・ヴァスコンセロス (ビリンバウ、トーキングドラム他)
バンド名は単純にメンバーの頭文字をとっただけですが、サウンドは一筋縄ではいきません。
シタールは、北インドのヒョウタン製で『みゃ〜ん』って音がする弦楽器。
タブラは、同じく北インドの伝統楽器で、手指を駆使して魔法のリズムを奏でる打楽器。
コドナの音楽は、インド音楽だけでなく、アフリカ、ブラジル、アジア・・・と、色々な伝統音楽のエッセンスを含んだ超無国籍民です。
どんなカレーともマッチして、スパイスの香りとともに食欲を増進させます。
その②
『マイルス・デイビス』
『モダン・ジャズの帝王』と呼ばれるマイルスですが、その演奏スタイルは、クール、モード、フュージョン等、時代とともに変化して、常にジャズ・シーンの最前線を突っ走ってきました。
そんなマイルスの音楽の中でも、特にカレーと相性がよいのは、1969〜75年頃の『エレクトリック・マイルス』と言われる時代のものです。
強烈にワウのかかったトランペットやエレキ・ギター、歪んだピアノなど、それ以前のジャズでは考えられないような『汚くて美しい音色』。
実験的で混沌としたインプロヴィゼーションで、時にエスニックな響きやリズムを感じさせます。
色々なスパイスやエキスが溶け込んだ、オリジナル・カレーとよくマッチします。
その③
『トリオ・モコトー』
ブラジル出身、男性3人組のパーカッション&ボーカルグループで、サンバ・ロックと言われる熱い音楽を演奏します。
ブラジル音楽というと、ボサノバのような爽やかで洗練された音楽をイメージする方が多いかと思いますが、トリオ・モコトーの音楽はとにかく濃厚。写真の通り、かなり「濃ゆい」です。
普通、ボーカルが3人いれば、3声でハモったりするものですが、彼らの場合、なぜかほとんどユニゾンです。
ブラジル人オヤジ3人組によるユニゾン攻撃、頭がクラクラするほど強烈です。
とにかく辛いカレーを、汗をかきながら食べるシチュエーションに最適です。
その④
『ジミ・ヘンドリックス』
ストラト・キャスターのザラっとしたギターの音色、ややスモーキーなボーカル、天性のリズム感、どれをとっても、何故かカレーと合うサウンドです。
『ブルージーな要素』『ファンキーな要素』『サイケデリックな要素』、、、どれも本来カレーをイメージさせる要素ではありませんが、それらが三位一体となり、ジミの音と声で演奏された瞬間、急にカレーが食べたい音楽へと昇華されるのです。
(ちなみに、千駄ヶ谷に『ヘンドリックス』という有名なカレー屋さんがあります。実によい店名だと思います。)
ジミの音楽は、カレーを食べる際にもよいのですが、特にオススメなのが、カレーを作りながら聴くジミ・ヘンです。
強めの火力と油で、スパイスやタマネギを炒める際に、最高にテンションを上げる音楽です。
是非皆様、『カレー&MUSIC !』、お試しください
☆過去の『MINIで聴きたいMUSIC』記事一覧
↓↓
・第1回 『ザ・ビートルズ』
・第2回 『ティナ・ブルックス』
・第3回 『ジャコ・パストリアス』
・第4回 『ジョニー・ウィンター』
・第5回 『上原ひろみ』
・第6回 『ロバート・ジョンソン』
・第7回 『ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ』
・第8回 『ジョージィ・フェイム』
・第9回 『トロピカリア』
・第10回 『ミルトン・ナシメント』
・第11回 『MINI ROCKで聴きたいROCK』
・第12回 『カーティス・メイフィールド、ダニー・ハサウェイ』
・第13回 『モレーノ・ヴェローゾ』
・第14回 『ジョージ・ハリスン』
・第15回 『MINIで聴きたいクリスマス・ソング』
・第16回 『タック&パティ』
・第17回 『グレッチェン・パーラト』