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MINI世田谷ブログをご覧の皆さま こんにちは!
プロダクト・ジーニアスの塩谷です🩺
今回は、工場が併設されているMINI世田谷ならでは、な内容を数回に渡ってお届けいたします✓
その名も ''MINI Operation"!
🐧.。oO(オペ?手術?MINIに何かあったの?)
タイトルにあるようにエンジンにまつわるのですが、作業(オペ)の目的はエンジン交換。
それでは是非、普段見られない作業レポートにお付き合いくださいませ👀
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今回交換するエンジンはこちら。
約21万㎞もの走行距離で、その分思い出も刻まれていくのですが、
こうして距離が伸びていくと
・経年劣化によるエンジン内部擦り減り
→4stの為通常はオイルを燃さない所、ピストンリングがオイルを漉し取りきれず循環できなくなりガソリンとオイルが一緒に燃え、マフラーから白煙がモクモクと出てくる
等、良いことばかりでは無いことも...。
hashimo-tとも付き合いが長く、
定期的にご入庫頂いているオーナー様のCLUBMANなのですが
天田チーフメカニックによると
🔩「正直ここまでくると、どこまでパーツを変えるか悩んだ」とのこと。
お客様の意向に寄り添いながらも、プロの視点、経験から判断し、オーバーホールはせずにエンジン交換に至ったそうです。
予め配線や部品は外して避けておきます。
こちらのクレーンで宙吊りになるのが最終的な形。
絶妙な匙加減で引き揚げます。
対して右部分はエンジンを保持しており、どちらも緩めて外していきます。
左右交互に緩めていく工程を、クレーン調整と共に繰り返し...
!!外れてきました
無事取り外し完了!!
今回はトランスミッションは換えなくても大丈夫だろう、という見解に。
エンジンのみ交換ということで、
写真・指で示している部分からトランスミッションを外して新しいエンジンに付けていくのですが、
"MINI OperationⅡ~エンジン・トランスミッション涙の決別~"にてお届けいたします。
エンジンの他に、オルタネーター(発電機)も交換!
🔩「せっかくエンジンを外しているからある程度の消耗品(※オイルパッキン等)は同時に交換しますよ」と天田チーフメカニック。
※オイルパッキン:オイル漏れを防ぐ役割を果たすパーツ
↓MINI OperationⅠが完了したところで、おまけ↓
BMW工場があるドイツのDingolfingから届いた新しいエンジン
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以上が、エンジン取外しの工程となります。
この後新しいエンジンはどう積まれていくのか、レポートしていくのでご期待ください🎶
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
プロダクト・ジーニアス 塩谷