カーエアコンは、配管内に冷媒を循環させ、気化するときに奪う熱を利用して冷やしています。
よく例えられるのは、注射の時のアルコール消毒です。塗られたときスースーして冷たい感じがするのは、液体のアルコールが気化する時に、一緒に熱(体温)を奪っているからです。
簡単にカーエアコンの流れをご説明しますと、高圧液体の冷媒(フロンガス)が、エキスパンションバルブで減圧(気化が始まる)⇒この状態(低圧液体)のままエバポレータへ(熱を奪って冷える)⇒このエバポレーターに風邪を通すので冷たい風が出てきます⇒気化した冷媒(低圧気体)はコンプレッサで圧縮⇒(高圧気体)コンデンサへ送られ、車内で奪った熱を外部に放出し高圧液体冷媒になる⇒レシーバ&ドライヤで不純物、水分除去⇒再びエキスパンションバルブへ。このサイクルを繰り返しています。
このサイクルの中で、一番負荷がかかっているのがコンプレッサーです。エンジンのベルトドライブで駆動しているのですが、コンプレッサー作動時は5~10馬力消費しているといわれています。単純にこのコンプレッサーの動きを軽くしてやればロスが軽減されます。
コンプレッサーでは約15倍に圧縮されるので、配管にもかなりの負荷がかかります。微量ではありますが、パイプの繋ぎ目からガスやオイルが漏れていきますので、ある程度の年数が経過すると効きが悪くなってきます。
そして配管内はスラッジなども堆積していきますので、冷媒の通りも悪くなっていきます。
これらの症状を解消してくれるのが、「エアコン添加剤」になります。
当社ではWAKOSの「パワーエアコン」を使用していますがかなりいい効果を発揮してます!
普通に冷えている車両で実際に吹き出し口で測定したところ「2℃」下がりました。
しかも冷える時間も短縮されています!
多少ガラガラ音がしていたコンプレッサーが静かになりました!
さらに配管内を清掃する成分も入っており、油膜によりシール性を高める効果もあるようです!
末永く快適にエアコンを使用するために、お勧めの作業です。