みなさんこんにちは。
インフルエンザが流行っています。
体調には気をつけてお過ごしください。
ではサービス部より何回かお伝えしておりますタイヤについてです。
堅い話になっていきますが・・・
一般的なタイヤの新品時の溝の深さは約8ミリで、BMWでは交換を
推奨している溝の深さが3ミリとなっています。
法定では「スリップ・サイン」が現れるタイヤの溝が1.6ミリ以下のタイ
ヤを使用して走行することは出来ませんが、1.6ミリといえば、新品時
の約20%の溝の深さしかありません。
その為、ぬれた路面でブレーキングを掛けた時の制動距離が長くなり
また、特に高速道路での排水性能がなくハイドロプレーニング現象
(車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象)
には注意が必要になります。
また、忘れがちですがタイヤのゴムは走行を重ね、直射日光などの
影響もうけて年月を重ねる事によってゴムが劣化する(ひび割れ)な
ど新品時の性能が発揮できなくなっていきます。
もちろん理想はいつも新品タイヤを使うことですが維持費と環境には現
実的ではありません。
ですので溝が3ミリでの交換は安全性と経済性のバランスをテストによ
って見出しています。
あと1カ月で暖かくなりタイヤの履きかえ時期となります。
その交換時期でタイヤの状態を確認する良い機会ではないかと思い
ます。
ぜひタイヤについて気になるようでしたらサービス工場へ寄っていた
だければ確認させていただきます。
ご来店お待ちしております。