3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで、『ロケットマン コンセプト』という名前の、「さらに小さいMINI」のコンセプトカーが発表されるようです!
> ロケットマンコンセプトは、現行MINIのハッチバックよりも、ひと回りボディサイズがコンパクト。全長3419×全幅1907×全高1398mmだ。
> ショーカーなので全幅はワイドだが、全長はMINIハッチバックよりも320mmも短い。1959年に誕生したクラシック『Mini』の全長3050mmを意識したサイズといえる。
詳しくは、【MINI ロケットマン…コンパクト提案】@Response をご覧ください!
↑ YouTubeの【MINIさんのチャンネル】では、動画も見られます!
全長は日本の軽自動車とほぼ同じですね。
かなり小さい車ですが、いろいろと新しい提案が盛り込まれています。
ドアはボディ最下端まで回り込み、サイドシル部分がえぐられています。
さらにドアはダブルヒンジ式になっていて、昇降性を高めています。
ダブルヒンジというと、かつてトヨタの2代目ソアラにも同様の機構が採用されていましたのを思い出します。
↑当時はハイソカー(死語)と呼ばれ、絶大な人気がありました..。
ドアを開く角度が小さくても足元に空間ができるので、体を大きくひねらずにすむという、便利な機能です。
高コストや建てつけ調整の難しさ等が原因なのか、その後見かけなくなりましたが..。
ラゲッジスペースも斬新な開き方をします。
びっくりどっきりメカ(死語)といったところでしょうか..。
これらの演出よりさらに画期的なことは、車体には「 カーボンスペースフレーム構造による軽量化の効果もあり、欧州複合モードで33km/リットル台の燃費を可能にする 」との記述です!
と聞いて思い出すのが...。
過去にサン・モトーレンのブログ【大胆な選択に隠れた野望?】でもご紹介した、BMWのメガシティ・ビークルという電気自動車の計画です。
この車は車体にカーボン骨格を採用する、という計画ですので、これとロケットマンは密接に関連していると思われます。
この計画は、さらに【BMW i】というサブブランドになるという発表がつい先日にありました。
ちなみにこの2台のリアランプは、今までのBMWとは異なる独特の形状をしています。
↑ 写真では分かりづらいですが、U字型になっています。これが・・・
↓ ロケットマンの奇抜なリアランプと似た(上下反対ですが)形になっているのです!
2者の関連性を暗示する?メッセージのようにも思えます!?
ちなみに・・・
BMWのメガシティ・ビークル(i3)は、モーターを車体後部に搭載した後輪駆動だと発表されています。
ロケットマンの動力源・駆動方法については明らかになっていませんが、どうなんでしょうか..?
マフラーの排気口が見えますので、電気自動車ではないことは確実だと思われますが..。
駆動方式は、普通に考えればFFですが、助手席足元スペースがずいぶんとボンネット内に侵入しているようにも見え、衝突性能を考えると前方にエンジンとも言い切れないような...。
ラゲッジルームの床も高いように見えますが、ひょっとしてMINI初の後輪駆動であるRRでしょうか???
3月1日からのジュネーブショーでは、さらに詳細が明らかになると思います。
MINI&BMWの斬新で新しい取り組みを、楽しみに待ちたいと思います!(o^∇^)o G.S