先週のMINI CROSSOVERの内覧会には、
たいへん多くのお客様にお越しいただき、また多くのお客様からたいへん高い評価を頂きました!
誠にありがとうございます!!m(^▽^)m
絶好調のCROSSOVERは、実は日本向け仕様のみに「ある改良」が施されています。
日本のタワーパーキング(機械式立体駐車場)は高さが1550mmに制限されている場合が多いのですが、その制限内に収まるように、全高を押さえる工夫がしてあるのです。
> 厚みの薄い専用のルーフアンテナマウントを採用することにより、車高が抑えられているとのことです!
(それだけでなく、サスペンション長も数mm短縮されているようです。)
ちなみに本国仕様はこんな形です。
それに対して、日本仕様のルーフアンテナはこんな形じです。
確かに、中央の盛り上がりが押さえられていますね!
そういえば、かつてBMWでも同様の事例がありました。
現行の3シリーズが導入当初は全幅が1815mmだったのが、
一部のタワーパーキングに1800mmの車幅制限があることなどを考慮し、
日本仕様は【マイナーチェンジ時にドアハンドルの厚みを減らし、
全幅を1800mmに抑えた】のです。
マイナーチェンジ前はこんな形だったのが、
マイナーチェンジ後はこんな形になりました。
確かに少し薄くなっています。
それだけのこと・・?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、これらの柔軟な対応は、輸入車業界ではかなり珍しい例ではないかと思います。
輸入・販売を主な業務としているインポーター(BMW JAPAN)が、本国メーカーにかけあって、全体から見れば限られた比率の日本向け仕様の為に、専用の部品を設計・製作・装着するのには、それなりの困難があったのではないかと想像します。
それらを上回る「究極の日本仕様」?の事例もあります。
BMW X1の全幅幅1800mm、高さ1545mmというサイズは、
【日本市場からの要望により決定された】そうです。
まあこれは「日本仕様」というよりは、世界各国からのサイズに関する要望のうちの最小値がそれだった、ということのようですが..。
ただそのX1も、「iDrive ナビゲーション・パッケージ装備車の場合、ルーフアンテナが装着されることにより30mm高くなります」ので、1550mmをオーバーしてしまうのが少々残念なところです..。
ですが、その問題をクリアする?、【こんな商品】もあるようです。
(交換しただけでは車検証上の数値は変わりませんので、何らかの事後策が必要ですが..。)
さらにもう少しマニアックな話を続けさせて頂くと...。(^^;ゞ
話は戻ってMINI CROSSOVERには、とても立派で特徴的な形状のサイドブレーキノブがついています。
ちなみにこれで降ろした状態です。
飛行機のスロットルレバーを思わせる立派さですね..。(^ロ^)
どうしてこんなに自己主張が強いのでしょうか?
私が推測するに..。
海外では、シフトレバーとサイドブレーキノブの間に、ナビゲーション等を操作するコントローラーがオプションで装着されることもあるようです。
このスティック状のコントローラーを操作するのに、降ろしたサイドブレーキノブの上に手首を置くと安定するように、立派に設計されているのではないかと思います。
(残念ながら、日本仕様にはこのコントローラーの設定はありませんが..。)
と、マニアックな話題はこれくらいにして、(^^;ゞ
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