MINIで聴きたいMUSIC⑲

『忌野清志郎』





こんにちは笑顔 MINI横浜港北ヌカタニです。




MINI横浜港北の業務課のおばちゃんお姉さま。



最近、新人クンが入社してから、妙に化粧が念入りになったとのウワサです。



そんな、『気合の春メーク』を見ていて思い出すのが、、、






そう。日本の KING OF ROCK 、『忌野清志郎』のステージ・メイク。 




早いもので、キヨシローが天国に行って、今日でちょうど3年が経ちます。
ということで、今日のブログは、キヨシローに捧げます!



私が初めてキヨシローのアルバムを買ったのは、大学に通っているころでした。

それまでソウルやロック、ジャズなど海外の音楽ばかりに傾倒していて、キヨシローの名前は知っていましたが、なかなかちゃんと聴く機会がなかったのです。


私が最初にキヨシローを聴くきっかけになったのは、ブッカー・T&the MG'sと共演していると知ったことでした。

ブッカー・T&the MG'sは、オーティス・レディングをはじめ、サム&デイブ、ブルース・ブラザーズなどのバックをつとめる、メンフィスを代表するソウル・R&Bバンドです。

そんなMG’sをバックに、オーティス・レディングにも負けないくらいの存在感と迫力で歌うキヨシローがカッコよくて、痛快で、一瞬でファンになりました。


キヨシローのボーカルは、独特なソウルフルな歌声と、日本語をすごくハッキリ発音する歌い方に、天才的な歌詞の力が加わって強力なメッセージを発します。

RCサクセション以外にも、色々なバンドやユニットでたくさんの名曲を生み出してきたキヨシロー。

歌の内容は、ラブソングから時事ネタ、社会問題にいたるまで実に様々な内容の曲を歌っていました。

中でも印象的なのが、原子力発電に反対する歌を歌ってレコードが発売禁止になった事件です。

今から20年以上も前に、これだけの知名度でこんなことをやってしまうミュージシャンが他にいたでしょうか?



そんな数多くの名曲を残したキヨシローですが、もっとも有名な曲のひとつに『雨上がりの夜空に』という曲があります。


この曲、表面的には『気まぐれなポンコツの愛車が故障した』という微笑ましい歌のようです。

しかし、歌詞をよく聞くと、『気まぐれな彼女を、ポンコツの愛車に喩えた』ちょっぴりHでセクシーな歌とも解釈することができます。

このように、メタファー(暗喩)を用いて性的な表現を歌に込めるというやりかたは、実は昔のブルースやソウルの世界では定番の方法で、いかにキヨシローがセンスのよい音楽好きかを伺わせます。




ところで、この曲の中の 『おいらのポンコツ』 、なんの車種かは歌われていませんが、クラシック・ミニをイメージして聴くと、いい雰囲気ですよ〜。

いかがでしょうか?








☆過去の『MINIで聴きたいMUSIC』記事一覧
↓↓
・第1回 『ザ・ビートルズ』
・第2回 『ティナ・ブルックス』
・第3回 『ジャコ・パストリアス』
・第4回 『ジョニー・ウィンター』
・第5回 『上原ひろみ』
・第6回 『ロバート・ジョンソン』
・第7回 『ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ』
・第8回 『ジョージィ・フェイム』
・第9回 『トロピカリア』
・第10回 『ミルトン・ナシメント』
・第11回 『MINI ROCKで聴きたいROCK』
・第12回 『カーティス・メイフィールド、ダニー・ハサウェイ』
・第13回 『モレーノ・ヴェローゾ』
・第14回 『ジョージ・ハリスン』
・第15回 『MINIで聴きたいクリスマス・ソング』
・第16回 『タック&パティ』
・第17回 『グレッチェン・パーラト』
・第18回 『カレーで聴きたいMUSIC!』


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