ガソリンエンジンをを簡単に説明すると、吸い込んだ空気に燃料を噴射して混ざったところを圧縮し、そのタイミングで点火して爆発させた力が動力になるというものです。
その行程には様々なパーツが関わっていますが、今回はスパークプラグの重要性について簡単にご説明したいと思います。
スパークプラグの役割は、「点火」です。
プラグの先端に「中心電極」と「接地電極」があり、その隙間に電気的に火花(スパーク)を発生させます。その隙間を「プラグギャップ」といいます。
経年劣化で先端の電極が摩耗し、その結果このギャップが広くなってしまうと電極間の火花が飛びにくくなり、「エンジン不調」を起こします。
この写真は5年80000kmのものですが、かなりギャップが広くなっています。ここまでになるとエンジン不調を起こすレベルです。一概に年数と走行距離で同じように摩耗するかと言われれば全てが同じではないですが、目安にはなります。
これは新品のプラグです。先端の隙間が明らかに狭いのがお分かり頂けると思います。
MINIのエンジンは燃焼室やインテークポートにカーボンスラッジが堆積しやすいので、合わせて「フューエルクリーナー(燃料に混ぜる添加剤です)」と「RECS(WAKOS製の洗浄剤です)」を実施すると効果が倍増しエンジンの調子はとても良くなります。
末永く愛車にお乗りいただくためにもこの3点の整備はオススメできます!