MINI DEALER BLOGMINI 新宿

東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた
被災者、関係者の方々に、
心よりお見舞い申し上げます。


津波でなくても、豪雨などで浸水・洪水
考えられますよね。
今回は、車に乗っていて浸水したら・・・




ＭＩＮＩミニ講座☆災害編
車に乗っていて浸水したら・・・



自動車は浸水に対し、いろいろな弱点を持っています．

水深　10cmぐらい
＞＞ブレーキの利きが悪くなります。


＞＞床面付近
マフラーが浸水します。
逆流を防ぐためにエンジンを吹かし気味にして走る
必要がありますが、この水深では水の抵抗も大きく
長く走ることはできません。

また、電気系統の冠水によりやがて
エンジンが停止します．



＞＞床面から20cm程度の浸水
車が浮き流されはじめます。


＞＞ドア半ばに達すると、
水圧のためドアは開けられなくなります。
窓から脱出しようとしてもパワーウインドウは作動しなくなっています。
窓は強化ガラスなので容易に割ることはできません。


なお、水が浸入して車内の水深が大きくなると
ドアは、手で開けられるようにはなるのですが
それまで待つわけにはいきませんよね



災害お助けグッズ



ﾗｲﾌﾊﾝﾏｰｸﾞﾛｳ　￥4,410（税込）


以前のブログでもご紹介しましたが、
大変重要なライフツールです。


あれば安心ですが、もし！レンタカーだったり
手の届くところになかったら・・・


ビニール袋に、小銭を入れて結わき



振り回すように窓ガラスにあてると
ガラスが割れやすい、と聞きました。


でも、緊急時に小銭とか探している余裕なんて
ない気がしますが・・・



そうなってしまう前に
覚えておきましょう！

↓↓↓

まず、ハンドルが利かなくなってしまった時が
走行をやめる時機です。

しかし何とか車を進めて
水の危険から逃れたい！と思うのは自然であり、
脱出と放置の決断は非常に困難なのが現実です。


車から脱出を考えるタイミングは

☆エンストや完全渋滞により走行できない場合
☆水位が床面を越えなおも上昇してきたとき



車を放置し避難する場合は、先日紹介した
MINIミニ講座☆運転中に地震!
と同じで、車を道路の端に寄せ、キーはつけたままにして
緊急車両等の通行の障害にならないようにします。



浸水し路上に放置された自動車は、復旧活動等の支障になります。

1995年阪神大震災では、極端な交通渋滞により
救出・搬送・消防・輸送などの緊急車両の通行が
妨げられ、被害を大きくしました。
通行車両の95％は、緊急性のない一般車と推定されています。


たくさんの命が助かるために
適切な判断をしましょう。