みなさんこんにちは!
MINIでも採用している
ターボチャージャー。
それにかかわる
お話しを本日は。
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皆さん、最近『ターボ・タイマー』って
聞かなくなったと思いませんか
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ひと昔はこんな装置を付けて
イグニッションOFFにしても
一定時間エンジンが掛かっている
状態にしていました。
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ちなみにターボってこんな形。
その構成部品のひとつに
ベアリングなる物があります。
この部品、フローティング(浮き)
仕掛けになっていて、オイルに
浮いた状態。
そしてエンジンオイルで潤滑/冷却
をしていました。
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※ボールベアリング画像
その先のにはターボタービン(羽)があり
排気ガスの力で下図のように約20万rpm/分
1,000℃の熱にさらされています。
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ベアリング冷却にはエンジンオイルを
共用しているので、エンジンが停止すると
このオイルが冷却されなくなり、焦げたり
固着したりしてしまいます。
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それを予防する為ターボタイマーを
取り付け、アフター・アイドリングを
させていたんです。
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現在、このベアリング部を
1300℃耐熱の特殊セラミックで
成型できるようになり、オイル・
フローティング式は少なくなりました。
水冷式のボールベアリングが全盛です。
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MINIに付いているアイドリングストップ。
ターボエンジンなのに大丈夫かよ
っと思っていた私。
古い人間でした。笑