みなさんこんにちは!
エンジンに装備されている"インジェクター"って
ご存知ですか?
通常4バルブエンジンの場合、バルブ手前の空気
流入口でガソリンを噴射しています。(緑の部分)
・
※http://makeagif.com/Qox9Cm? より引用
燃料を噴射する量とそれに見合った空気を
入れてあげないとちゃんと燃焼しないので
パワーが出なくなったり燃費に悪影響を
及ぼしたりします。
・
又、このインジェクターがピエゾ式に進化した事で
従来比約15%の燃費向上に貢献。
このインジェクターのおかげで直噴技術が最大の
効果を発揮していると言っても過言ではありません。
・
それではみなさん、"直噴"という言葉は
聞いたことはありますか?
ディーゼルエンジンでは昔から使われている技術。
文字通り、気筒内に直接燃料を噴射します。
・
だいぶ前になりますが「マツダのミラーバーン」
「三菱のGDI」などで市販化されましたが
超高圧力のインジェクターがまだ無く、思ったほどの
低燃費効果は得られませんでした。
・
※http://www.climatetechwiki.org/technology/ice_improvementsより引用
この直噴エンジンの技術は「薄く、少なく」が肝心。
しかし薄く霧状に燃料を噴射するとエンジン自体の
熱で自然発火してしまいます。
「想定より早い引火(着火)」これがノッキングと言われる
現象で、乗り心地と燃費を悪化させる原因となります。
それを防止する為に、自然発火を起こしづらい燃料
すなわち、ハイオク(タン)ガソリンを使用します。
ちなみに、ガソリンは引火、ディーゼル(軽油)は着火
という表現をします。
これはスパークプラグを使うか、自然発火かの違い
からと言う事になります。
・
このような直噴技術はMINIにも搭載されており
バルブトロニック、ツインスクロール・ターボ等の
技術とともに低排気量、高出力、低燃費に貢献
しています。
・
クリーンに効率的にMINIに乗ってもらう為に
どうぞ皆さんの愛車(ガソリン車)にはハイオク
ガソリンを入れてあげて下さいネ
それでは