プリッツ(仮)です。
前々から観たかったのですが、ようやくレンタルしているお店を見つけまして、借りることができました
プリッツ(仮)が小学校4年生ぐらいの時の作品で、はじめて映画館で観たゴジラでした
子供ながらに、とても難しいテーマのストーリーだなと感じた記憶があり、いま観たらどう感じるかを確認したかったのです
ゴジラはゴジラザウルスという恐竜が核の力によって変異した怪獣です
人間たちは、そのゴジラを倒すべく色んな策を講じます
その戦いの中で、ゴジラは自分達が生み出してしまった事に対する矛盾や葛藤に苦しんだり、最新のテクノロージーを目の前にした人々が私利私欲に走ったりというドラマが描かれています
破壊の限りの尽くすゴジラも、人類が先送りにしてきた問題が具現化した存在なのかもしれない。。。
というふうに考えさせられます
とても子供向けとは言えませんね
いま観ていると、みんなが恐れおののくゴジラもなんだかかわいく見えてきます
テーマは重厚ですが、昔の映画だけあってシュールな部分が多々あり、ちょっと笑えるというか癒されます
また、音楽をすぎやまこういち氏が手がけているので、まんまドラクエです
それまでのゴジラともそこからのゴジラとも違う、異質なゴジラなので、自分の一番の作品でもあります
お時間があれば是非
はっきり言って、ビオランテはゴジラのライバル史上最もキモイのでご注意を。