お盆も過ぎて、早いものでもうすぐ9月・・・
今年はあまり海にも行けず、この10数年で最も色白(?)なジョニ男です。。。
服屋さんではすでに秋色一色となってきてしまいました。
「そろそろ秋モノの服でも見ようかな~」なんて思ってらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今まで、2回にわたって色のお話をしてきましたが、今回はさらに突っ込んだ「色」のお話です。
1回目はこちら → 4/16 波乗りジョニ男のMINI日記⑤ ~ カラーⅠ・・配色とボリュームについて ~
2回目はこちら → 6/11 波乗りジョニ男のMINI日記⑨ ~ カラーⅡ・・配色 色相環・対比色について ~
ところで皆さん「アンダー・トーン」という言葉をご存知ですか?
これを知っているあなたは、かな~りの「ファッショニスタ」か「服ヲタ」ですよ(笑)
簡単に言うと「自分自身の持って生まれた色調(パーソナルカラー)にマッチして、顔色や表情を明るく生き生きと見せてくれる色調」という事なんです。
???
要は
皮膚や瞳の色によって、似合う色がある、と言う事なんです。
よく「私はグリーンが似合わない」とか、「赤は好きなんだけど似合う色が無い」なんてことを言ったりします。これは「色」そのものが合わないのでは無く、「色」のトーンが合ってない場合が多いのです。
ではどんな色があるのかというと、大きく分けて2種類あります
<ブルー・アンダートーン>
これは全体的に「青み」がかって見える色のことで、クールな感じがしますね。
別に青じゃなくても、赤とか黄色とかでも、なんとなく「青み」を感じる色です。
例)レモンイエロー、ワインレッド 等
<イエロー・アンダートーン>
こちらは全体的に「黄色み」がかった色のことで、暖かさ(ウォーム感)を感じますね。
上とは反対に、青とか赤でも、なんとなく「黄色」っぽく感じる色になります。
例)朱色(鳥居なんかの赤)、ヒマワリの黄色、等
お察しの良い方はお分かりかも知れませんが、単純な話、個人の肌や瞳の色に合わせて、この「アンダートーン」を合わせると似合う、という事なんです。
欧米系白人や、アフリカ系黒人などは、基本的に「ブルーアンダートーン」
アジア系などは基本的には「イエローアンダートーン」
が合いやすいのです。
ただし、日本人でも(少ないですが)「ブルーアンダートーン」な肌を持っている人もいますので、一概に人種だけでは言えません。
また肌と異なったトーンの服を着る場合でも、肌に近い部分だけ、肌に合ったトーンを持ってくる(インナ-や、トリミング、重ね着など)、といった方法もあります。
またカラフルな色を選ぶ場合でも、この「アンダートーン」がどちらにあるかによって、印象がガラリと変わります。
明るくてもクールな印象や、暗くても暖かい印象の色ってありますよね。
それはこういう「アンダートーン」をうまく使っているんですね~。
MINIで見てみても
ブレイジング・レッドや
ブリティッシュ・レーシング・グリーン
などはブルーアンダートーンなので、色は鮮やかでも、クールな印象なんですが、
JCWのチリレッドや
ペッパー・ホワイトなどはイエローアンダートーンのため、温かみのある、柔らかいイメージになります。
服でもそうなんですが、車でもどんな印象にしたのかによって、色だけを選ぶのではなく、「アンダートーン」を見極めることも、一つのポイントになりそうですね。
街行くMINIを見て、「アンダートーン当てクイズ」なんかをしてみるのも面白いかもしれませんね~