皆様こんにちわ
MINI名古屋中のITOです
めっきり寒くなってきましたが、この季節によくお客様から聞かれる質問で、
「今日乗った代車、暖房が早く効いたんだけどなんで」
と、いうのがあります。
この質問を頂くのは、大体現在ガソリン車に乗られてるお客様で代車でディーゼル車を乗られた時に頂きます。
ホントにディーゼル車は、ガソリン車より暖房は早く効き始めるのか
それには、ガソリン車とディーゼル車のエンジンの仕組みからの説明となります
ガソリン車とディーゼル車のエンジンの仕組みの違いは画像の通りですが、
簡単に言えば「道具を使って着火する」か「自然着火」かの違いとなります。
では、この違いで暖房の効きに関係するのか・・・ですが、
まず、答えは「ディーゼル車は暖房の効きが良くなります」です。
それは何故か
ディーゼルエンジンは実は熱伝導が悪く、本来であれば暖房は効きにくいのです。
ですが、ディーゼルエンジンは自然着火という特性上エンジンが温まらないと、エンジン性能が最大限発揮されないのです。(もちろん、温まる前でも走行に支障はありません)
ですので、MINIではそれを補助する為に、エンジンを温める為のヒーターが付けられているのです
他にもサーモスタッドやウォーターポンプ周りの制御も、エンジンが温まるまでは冷やしすぎないよう制御しているので、よりエンジンが温まるのが早くなっております。
ですので、実はディーゼル車のほうが暖房が効き始めるのが早いのです
冬の寒さが苦手な方で、現在ガソリン車に乗っている方は次はディーゼル車を検討してみるのも如何でしょうか
僕も、寒いのが大の苦手なので、ディーゼル車にしてとても助かってます
それでは、また次回宜しくお願い致します。