今日は、MINI の実家ともいえる BMW のステキな映像を御紹介します。
先ずは MINI の話からデスけども
先日、MINI はオシャレだー!!! と力説してみましたが、 そもそも、MINI のデザインには「どんな意味」が隠されているか
オイルショックに揺れる20世紀中盤、「極めて経済的な4人乗り小型車を早急に開発すること」を命題にMiniの開発が始まりました。
資源枯渇を憂う中での車の開発、まさに50年前の「エコカー」ですね。
現在の小型車の定番になっている横置きエンジン、前輪駆動、2ボックススタイルは、当時として画期的な成り立ちの自動車として設計されました。
車をデザインして部品を配置するのではなく、部品配置の最適化から車のデザインが出来ていく。
まさに「機能美」の結晶です。
皆様にとって Mini の象徴でもある 「ホワイトルーフ」。
これも、実は意味があることを御存知でしょうか??
誰もが想像していなかったラリー参戦、立ち込める砂埃の中を疾走する Mini は、その小ささから見落とされてしまうことを懸念し、
太陽光の反射を利用し、て少しでも明るく目立つよう、屋根が白く塗られたことが始まりだったのです
つまり、ホワイトルーフの MINI にお乗りの皆様は、MINI のモータースポーツへの情熱を受け継いでいることになります。
また、BMW というメーカーも同じく「機能美」という価値観を大切にしています。
さて、お待たせしました。やっと映像の御紹介です。
BMW Zagato Coupe
これは、BMW と イタリアのカロッツェリア 「Zagato」 が共同でデザインを行った Coupe にまつわるエピソードを御紹介したものです。
前半では、チーフデザイナーの 原田則彦氏との対談の様子が収録されています。
航空機エンジニアリング という共通項を介して、鋼の肌の下に情熱と生き様を宿すデザイナーのカンバセーションです。
所々で登場する、ボブの男性はBMW Group Design のTop2である、Adrian Van Hooydonk氏。
カッコイイですよね、高田純次氏と並ぶ、Kimura の目指すミドルエイジです。
ちょっと長くなってしまいましたが、今日はこの辺で御無礼致します。
以上、MINI NUMAZU Kimura でした