皆さんいかがお過ごしですか、MINI BLOG です。
最近、”新商品の案内も、車に関する話題もチョット飽きてきたかな?”
といったところで、
”皆さん、少し一息入れましょうか、お茶でも飲んで・・・!”。
そんな感じで、今回のMINI BLOG、休憩がてら、いつもと少し話題を変えてお届けいたしたいと思います。
【ティ−・タイム】
このBLOGを読んで頂いている皆様のほとんどがMINIのオ−ナ−であることと思います。
そして、”MINI”の祖国、生れ故郷といえば、そう”英国”。
その”英国”の文化のひとつとして浸透しているのが、”ティ−タイム”。
訪問者へのおもてなしから、テラスで仲間達と過ごす時間のお供として、そして、心を癒してくれるほんのつかの間の休息の友として・・・。
英国の人々にとって日常生活になくてはならい物・・・。
それが ”紅茶”。
今回は ”ティ−・タイム”についてちょっとばっかり触れてみたいと思います。
ヨ−ロッパ諸国は自国で茶樹が育たない為、もともとは、中国、インド、スリランカといった、東洋の国々から長い船旅を経てイギリスに運ばれてきたそうです。そしてその珍しい飲み物の虜になったヨ−ロッパの人々はそれぞれの国で独自のお茶の楽しみ方を見つけていったのです。
他のヨ−ロッパの国々と比べて、イギリスが特別なのは、
”ブレックファ−スト・ティ−” 、”アフタヌ−ン・ティ−” 、”ハイティ−” 、”アフタ−ディナ−・ティ−””ベッド・ティ−”と、1日のうちに何度も紅茶たしなむ習慣があることです。英国の人々にとって、まず何よりも大切にしたい時間であるのです。
そして、”ティ−・ガ−デン”。もともと街にあったのは”コ−ヒ−・ハウス”だそうですが、ひとたび”ティ−・ル−ム”がオ−プンすると、こぞって、屋外で音楽とともに紅茶を楽しむようになったそうです。ロンドンには一時、80もの”ティ−・ガ−デン”が存在したそうです。紅茶は、仲間達と時間を共有するのには欠かすことの出来ないもののひとつであるのです。
その種類もいろいろあります。
朝の目覚めにぴったりな、コクの強い、”イングリッシュ・ブレックファストティ−”。
ミルクをたっぷり加えてたしなむそうです。
”ア−ルグレイティ−”。茶葉はインドや中国産。ベルガモットで香りをつけたフレ−バ−ティ−。独特の香りはストレ−トで楽しむのがいいとのことです。
”ダ−ジリンティ−”。
インド北東に位置する村、ダ−ジリンが発祥。その独特な風味と香りは、”紅茶のシャンパン”と称されています。
”アッサムティ−”。
インドの地名、アッサムにて生産。濃いお茶がでるので、ミルクティ−に適しているそうです。
”セイロンティ−”
インドに次ぐお茶の生産地、スリランカ産。色合いと香りが鮮やかです。
皆さんもご存知でしょうが、この5種類が代表的な紅茶の銘柄です。
もちろん、健康にも良いそうで、例えば、産業革命の頃、労働者達は疲労と寒さをしのぐため紅茶にミルクと砂糖を加えて飲んだそうです。もともとは上流階級だけのものだった紅茶が一般大衆にもひろがったのもこの頃だそうです。お疲れのときは、ミルクと砂糖をいっぱい入れたミルクティ−を飲んで見てください。
ティ−タイムのもう1つの楽しみ。それは、お茶の道具一式にこだわること。
ティ−ポット、ティ−カップ、ティ−スプ−ン、ティ−キャディ− など。おいしい紅茶をさらに豊なものにするためにはかかせないものなのでしょう。
また、英国人が”ティ−・タイム”の際、もっとこだわるのが、お菓子。紅茶の味と素敵な時間を更に贅沢に演出してくれるヒロイン。英国ROYAL御用達の高級ス−パ−の名を冠したクッキ−”バ−トリッジ”なんかがとても合うようです。
”ティ−タイム”を何よりも大切にする国・・・。
そんな英国に洒落っ気だけでなく、何か神々しさをも感じますよね。
英国流ティ−タイム。もっもっと奥が深いんでしょうね!
このBLOGを編集中ふと考えてしまいました。
”紅茶” って・・・?。
”口にしただけで、どこか贅沢で優雅な気分になってしまったり・・・。”
”その香りに少し上品な自分を感じてしまったり・・・。
口にするだけで言葉はいらない。そんなところが魅力なのかもしれませんね。
私も疲れた仕事帰りに、何故かふと、紅茶を飲みたくなる時があります。
そんな時はやっぱりいつもと違うfeelingがありますよね。
皆さんも、今度の週末は、MINIのステアリングを素敵なティ−カップに持ち替えてみてはいかがですか!
きっと特別の時間(とき)に出会えることでしょう。
”ほんのひと時、”紳士”と”淑女”になりきって・・・。”
ティ−タイム、満喫してみてはいかがですか?