今、皆様が関心を持っていらっしゃる、ディーゼル車排気ガスの件で、ＢＭＷグループより声明が発表されましたので、ご報告させて頂きます。
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昨今のディーゼル・エンジンをめぐる議論に関するBMWグループの声明
"BMW Group statement concerning the current discussion of diesel engines"（抜粋）
BMWグループは、いかなる排出ガス・テストにおいても不正な操作は行うことはありません。私たちは各国における法的要件を遵守し、各国の法的試験要件をすべて満たしています。
言いかえれば、われわれの車両の排出ガスの処理システムは、車両がシャシー・ダイナモなどの試験環境にあっても、実際の走行環境にあっても、常に作動します。
BMWグループには、すべての開発フェーズにおいて不正を防止するための、明確で拘束力のある仕様とプロセスが存在します。
ICCTにより行われた2つの調査により、BMW X5および他の13種のBMW車の排出するNOx排出量は、法的要件に適合することが確認されています。X5のNOx排出量は実験室での結果と実走行の結果に差は認められませんでした。
我々は、Auto Bild誌が言及しているBMW X3の路上走行試験中の排出ガスのテストに関しては知らされていません。テストの具体的な詳細がまだ提供されていないため、これらの結果について説明することができません。私たちはICCTにコンタクトを取り、彼らが実行したテストについての明確な説明を要求するつもりです。
※この和文はMINIプロダクト・マーケティングにて和訳したものです。
文中のICCT はInternational Council on Clean Transportation（国際クリーン交通委員会）の略称です（ワシントン、ベルリン、サンフランシスコにオフィスを持つ非営利団体）。
ドイツ自動車誌Auto Bild（オートビルト）プレスリリース
「BMWによる排出ガス不正操作を示す証拠はない」
本日様々なメディアは、「BMWディーゼル車の大幅な基準値超過」という当社(Auto Bild)のプレス・リリースを参照し、残念ながら誤解をもって引用しています。まさしくこの理由のため、私達は再び事実をお伝えしたいと思います。
ICCTがAuto Bildに送ったBMW X3 xDrive20dの排出ガス値は、英国の排出ガス分析機関からICCTに提供されたものです。
その文書の中で言及されている排出ガス値は、一回限りの1時間の走行テストにおいてのみの結果です。Auto Bild社はこのテストの詳細を入手することができず、NEDC(欧州認証試験モード)の結果との矛盾を説明することができません。
フォルクスワーゲンによる排出ガスのスキャンダルが注目されている観点から、Auto Bild社は「報道されたBMW X3の排出ガス試験結果が不正操作によるもの、もしくはVWの車で発見されたような不正操作機器の存在を証明するものでは全くない」と強調することが重要だと考えています。これらの事実は、ICCTのピーター・モック氏ともAuto Bild誌への別の声明によって確認されています。
Auto Bild社はBMWが排出ガス不正操作を行ったと告発する意図は一切ありませんでした。
※この和文はMINIプロダクト・マーケティングにて和訳したものです。
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BMW、MINIをお乗りの皆様、どうぞ安心してカーライフを楽しんでください。
株式会社 ﾓﾄｰﾚﾝ・ｱｲ＆ｴﾌ MINI水戸