MINIには舌がある!?

皆様!こんにちは! 東灘の久田ですチェックマーク2

お盆休みが終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

くれぐれも熱中症には気をつけてお過ごしください。

さてさて、車と人間の構造は似たような作りをしているというのはご存知かと思いますが、人間に舌があり、辛い、甘い、苦いなど味覚を感じることが出来ます。 実はMINIにも舌と同じような役割を果たしている部分があるのですが知っていましたか?

まずはこれをご覧下さい。

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これがMINIの舌です!※通称:エアスパッツ

どこがなのかと思います。このバンパー下部に装備されている黒いゴムの部分です。

では、どんな役割を果たしてくれるのか。 これは、車体の最低高をドライバーに知らせるためのものです。

どういうことか。

例えば、少し急な段差を乗り越えたり、下る際、車体と地面の間隔は必ず小さくなり、たまにバンパーを擦ってしまったりすると思います。 そんな時MINIのこの舌が地面と擦ることによりドライバーにいち早く地面と車体が擦ることを知らせてくれるのです。

人間が味覚を感じるのと同じように車に路面の角度情報を知らせてくれ直接バンパーに当たらないように守ってくれるといった機能を果たしています。

さらにこのエアスパッツにはもうひとつの役割があります。 それは、空気抵抗を抑えてくれます。 高速で走るとタイヤの中では凄まじい乱気流が発生しています。そこで発生した乱気流は、車体に浮き上がる力が働いてしまい、走行安定性が損なわれてしまいます。 エアスパッツがある事でタイヤに送り込まれる空気の量が減り、乱気流を抑えてくれ車体が安定して走行する事ができるといった役割も果たしています。

MINI Countryman PHEV-8.jpg

いかがでしたでしょうか。 今回は車体に存在する舌の役割をご紹介致しました。

こういった細かな部品にも一つ一つ大きな意味や役割があると考えるとやはり自動車ってすごいなと改めて感じますねふっ

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