音への拘り

皆さんこんにちはMINI神戸東灘やましたです。今日は肌寒い一日でしたね、この時期としては珍しい西高東低の冬型の気圧配置で北部では季節外れの荒天となった所もあるようです。桜の咲くころによく寒の戻りがありますが4月半ばを過ぎてこの寒さは少し身体が戸惑います。みなさんも体調を崩されないようにお気を付け下さい。

さて本日はMINI JCWの音の秘密をご紹介致します。

当社youTubeでもご紹介しておりますがF54JCWの官能的なエキゾーストノート、純正マフラーであそこまでの音を奏でる市販車は稀だと思いませんか?当然車検を通すのも音の規制が有るので純正マフラーでは排気の抜けを良くするにも限界があります。

そこでMINI JCW CLUBMANとCROSSOVERでは排気システムを一工夫してこの難問を解決しています。

まずはおさらいでCLUBMAN JCWのリヤ周りを確認してみましょう。左右2本出しのマフラーですね、CROSSOVERも同じく左右2本出しです。

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そこでこの2本のマフラーに注目、右のマフラーはいたって普通です。

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そして左は、、、蓋がついてます。しかも閉まってます、、、張りぼてやんあせあせ(飛び散る汗)

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と言われそうですがこれが音の秘密「エキゾーストフラップ」なんです。

通常は閉じてますがコールドスタート時とスポーツモードを選択している時にオープンします!

ではスポーツモードに入れてみます。

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そうするとこのように全開になります、モード切替時に機械的な開閉音も聞こえて気持ちの高ぶりを感じます!

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パーツ図で構造を確認してみます。

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常にオープンの右側はセンターパイプから大きなサイレンサーを通して排気されるので左のエキゾーストパイプが閉まっているMID及びGREENモードではかなり消音された排気音になります。でもSPORTモードで左エキゾーストパイプがOPENになればより効率よくダイレクトに排気されます。

これが官能的なJCWサウンドを奏でる秘密です。また通常時は左側をクローズして排気の抜けをやや抑え、排圧を上げる事で中低速トルクを豊かにする効果も期待できます。

本日は中低層トルクと高回域での排気の抜けの良さを両立すると共に純正マフラーとしては群を抜く官能的なサウンドを奏でる事が出来る。まさしく一石三鳥の効果をもたらす「エキゾーストフラップ」をご紹介致しました。

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ウィーーンという音と共に排気音が変わる、絶対お試しいただきたいJCWだけの拘りの特別装備です。当社ではCLUBMAN、CROSSOVER共に306馬力の最新モデルMINI JCWの試乗車をご用意しております。百聞は一見に如かず、是非ご体感下さい!

本日もご覧頂き、ありがとうございました。ゴールデンウィーク迄あと10日、頑張りましょう!

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