MINIで聴きたいMUSIC #22

『夏はボッサ!』





こんにちは笑顔 MINI横浜港北ヌカタニです。


処暑を過ぎて何日も経つのにまだまだ暑いですね太陽




前々より私は、『カレーウナギで暑い夏を乗り切るべし!』 と訴えてまいりました。



しかし、、、



その方法には、1つだけ大きな落とし穴があったのです。



それは、、、




MINIの運転中は、カレーもウナギも食べられない!

ということです。





では、夏のドライブを、より軽快で楽しくするにはどうすればよいのでしょうか?



答えはカンタンです。



車内で、ボッサ・ノーヴァを聴けばよいのです!



夏のドライブのお供に最適なボサノヴァ・アルバムは星の数ほどたくさんあるのですが、、、


今回は、『ボサノヴァに興味はあるけど、何から聴いたらいいのかわからない。。。』 というボサノヴァ入門者にもオススメな、超定番かつ超名盤なアルバムを3枚ご案内します!





『ゲッツ/ジルベルト』


ボサノヴァの名を世界に知らしめた、世界一有名なボサノヴァ・アルバムです。

ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンといった、『ボサノヴァの生みの親』的ブラジル人チームと、人気アメリカ人ジャズ・サックス奏者のスタン・ゲッツが共演しているこのアルバム。

レコーディング中は、ブラジル人チームがスタン・ゲッツに対して、 『あのアメリカ人は、ボサノヴァの心をわかっとらん!』 と不満を持ち、ヤバ〜い雰囲気だったというウワサもあります。

しかし、ジョアンやジョビンの演奏は素晴らしく、またスタン・ゲッツの演奏によって、ボサノヴァ初心者にも聴きやすいサウンドになっています。

収録曲はすべてボサノヴァ定番の有名曲ばかりなので、このアルバムを一枚持っているだけで、ライブを観に行ったときなんかも知ってる曲が増えて楽しめるようになります。






ワンダ・サー 『ヴァガメンチ』


白い砂浜に青い海、青い空の下、ギターを持ったお姉さん、、、

この美しいレコード・ジャケットに『グッ』ときた方は、素直に『ジャケ買い』したほうがよい名盤です。

内容は、ジャケのイメージ通りの、軽快でワクワクする気持ちのいいサウンドで、若干ヘタウマ系のハスキーなヴォーカルもとても可愛くてイイ味をだしています。

バンドの演奏は、非常に洗練されていて (上記のゲッツ/ジルベルトもそうですが)、 とても50年近く前に録音されたとは思えない好演です。







アントニオ・カルロス・ジョビン&エリス・レジーナ  『エリス&トム』


アントニオ・カルロス・ジョビンは、上記の『ゲッツ/ジルベルト』にも登場する『ボサノヴァの生みの親』。

エリス・レジーナ (ブラジル的に発音するとエリス・ヘジーナ) は、ブラジルを代表する国民的歌手。

エリスのヴォーカルは、小さいカラダからは想像できないほどエネルギッシュ&エモーショナル。

まるでクーパーSやJCWの走りを想像させるほどのエリスのパワフルさは、当時『ハリケーン』と呼ばれていました。

そんなエリスが、爆発するパワーを抑えて美しいボサノヴァ・アルバムを作ったのがこの作品です。

(特に、1曲目の『3月の雨』は、ボサノヴァを代表する名演です。)

ちなみに、燃え上がる大迫力のエリスが聴きたい方には、 『イン・ロンドン』 というライブ盤も最高にオススメです!






ところで、、、







ボサノヴァを聴くと 『カイピリーニャ』 (ブラジルの甘酸っぱくてホロ苦いカクテル) が飲みたくなりますが、、、



(カレーやウナギと同様に) MINIの運転中、カイピリーニャは飲めませんのでご注意ください!







☆過去の『MINIで聴きたいMUSIC』記事一覧

↓↓


・第1回 『ザ・ビートルズ』
・第2回 『ティナ・ブルックス』
・第3回 『ジャコ・パストリアス』
・第4回 『ジョニー・ウィンター』
・第5回 『上原ひろみ』
・第6回 『ロバート・ジョンソン』
・第7回 『ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ』
・第8回 『ジョージィ・フェイム』
・第9回 『トロピカリア』
・第10回 『ミルトン・ナシメント』
・第11回 『MINI ROCKで聴きたいROCK』
・第12回 『カーティス・メイフィールド、ダニー・ハサウェイ』
・第13回 『モレーノ・ヴェローゾ』
・第14回 『ジョージ・ハリスン』
・第15回 『MINIで聴きたいクリスマス・ソング』
・第16回 『タック&パティ』
・第17回 『グレッチェン・パーラト』
・第18回 『カレーで聴きたいMUSIC!』
・第19回 『忌野 清志朗』
・第20回 『ジョン&ヨーコ』
・第21回 『ボブ・ディラン』

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