MINIで聴きたいMUSIC⑰

『グレッチェン・パーラト』








こんにちは笑顔 MINI横浜港北ヌカタニです。

 



  昨日、久しぶりに素晴らしいライブを観てきました音符

丸の内、コットンクラブで、気鋭のボーカリスト、『グレッチェン・パーラト』の来日公演です。



CD屋さんではジャズ・ヴォーカル・コーナーに並ぶグレッチェン・パーラト。

昨夜のライブも、バンドは、ピアノ、ベース、ドラムという一般的なピアノ・トリオの編成です。

  しかし、繰り広げられる歌と演奏は、普通のピアノ・トリオをバックに歌うジャズ・ヴォーカルとはまるで違う、全く新しい音楽でした。



両手をパーカッションのように使い、ハービー・ハンコックの曲を歌うグレッチェン・パーラト
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繊細で囁くようなウィスパー・ヴォイス、洗練された演奏など、軽く聴き流すと、とてもお洒落でクールなサウンド風です。


  しかし、よく聴き込んでいくと、モード・ジャズやブラジル、アフリカ音楽など、色々なエキスを昇華した、非常にスリリングな音楽であることに気が付きます。




特に、ファーストとセカンドの2枚のアルバムは、アフリカ出身のギタリスト、リオーネル・ルエケ(この人も本当に素晴らしい!)がフューチャーされていて唯一無二のサウンドです。


ジャヴァンの名曲のカバー。選曲のセンスも素晴らしいです。
ギターはリオーネル・ルエケ。
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パっと見お洒落、でも演ってることは型破り、そして人をトリコにしてしまう!

どうですか? なんだかMINIに通じるモノを感じませんか?







☆過去の『MINIで聴きたいMUSIC』記事一覧
↓↓

・第1回 『ザ・ビートルズ』
・第2回 『ティナ・ブルックス』
・第3回 『ジャコ・パストリアス』
・第4回 『ジョニー・ウィンター』
・第5回 『上原ひろみ』
・第6回 『ロバート・ジョンソン』
・第7回 『ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ』
・第8回 『ジョージィ・フェイム』
・第9回 『トロピカリア』
・第10回 『ミルトン・ナシメント』
・第11回 『MINI ROCKで聴きたいROCK』
・第12回 『カーティス・メイフィールド、ダニー・ハサウェイ』
・第13回 『モレーノ・ヴェローゾ』
・第14回 『ジョージ・ハリスン』
・第15回 『MINIで聴きたいクリスマス・ソング』
・第16回 『タック&パティ』

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