¶ The 英国 Dandy-ism ¶

みなさん、こんにちは!
MINI BLOG です。笑い

”冬来たりなば、春遠からじ・・・。”

早いものでもう3月ですねびっくり有名なこんなことわざもいよいよ持って現実味を持ってきました。クローバー
寒くなったり、急に暖かくなったり気温の変化が多い日が続いていますが、体調にはくれぐれも注意して下さい。ラブ

さて、昨年の暮れに、”ティ−・タイム”と題してMINIの祖国、英国の紅茶に関して少しばっかり触れてみたのを皆さんは覚えていらっしゃいますか?

何となく、TEA CUP を持たれてみた方、多いのではびっくり

数ある英国の文化のひとつ、様々な風合いの文化・・・。もう少しご案内できれば・・・。

今回は、¶ THE 英国 Dandy-ism ¶ と題しまして、その第二弾をお届けしたいと思います。

       

       ¶ THE 英国 Dandy-ism ¶   〆 ア−ル・デコ 〆
 


皆さん”ア−ル・デコ調” と言う言葉をご存知ですかはてな
何となく耳にしたことがある人、もう既に私生活で触れている人、様々でしょうが、今回はこの”ア−ル・デコ調”について触れてみたく思います。

一般的に”ア−ル・デコ”とは1920年代〜1930年代にかけて流行・発展した装飾スタイル全般のことを言います。その名前は、1925年にパリで開かれた装飾美術(ア−ルデコラティブ)の展覧会に由来しています。
建築、家具、絵画、彫刻、服飾など、私たちの身の廻りにある様々なものが含まれます。主に、西洋諸国やアメリカ、中でも”ニュ−ヨ−ク”を中心に栄え、20世紀初頭には代表的な”建築様式”として一斉風靡しました。
”ア−ル・デコ”は現代の都市生活のル−ツであると言えます。

英国では至る所にこのア−ル・デコ調の建物が存在し、”ア−ル・デコ”=英国 というイメ−ジを持たれている方も多いようです。住宅、ホテル、パブ、教会、その他アンティ−ク家具など、あらゆる所で生きているのです。その幾何学的で合理的な曲線美はモダン建築の原点のような気がします。
私も、”自宅はア−ル・デコ調がいいな・・・”なんて思っていましたが、現実はなかなか厳しいですね。でも、10年後には、デコを基調とした、”ホ−ムバ−"をリビングに作りたいと思っています。
これは必ず実現させたい夢ですね!


さて、この”アール・デコ調”の流れに乗った、代表的な建築家と言えば、近代建築の三代巨匠の1人であり、”旧帝国ホテルの創設者として有名なアメリカの建築家、
”フランク・ロイド・ライト”が上げられます。
西洋の建築様式が全盛だった当時のアメリカに、新しい建築様式を打ち出したことで評価を受けました。
当時彼が依頼され設計した”旧帝国ホテル”の新館は”ライト館”と呼ばれました。残念ながら、1967年に閉鎖され、取り壊されてしまいました。


”ライト館”

もちろん、先に述べた物のみならず、映画や音楽はア−ル・デコの時代から始まるのです。

さてここで、”ア−ル・デコ調”で有名な代表的な建築物をご紹介したいと思います。

☆アメリカ合衆国 (アメリカン・ア−ル・デコ)
  
  ■クライスラ−ビル 
  ■エンパイアステ−トビル
  ■ラジオシティ−ホ−ル(ロックフェラ−センタ−)     N.Y. CITY
 
   

      
私たちが大都会をイメ−ジする時、ニュ−ヨ−クのマンハッタンや東京都心と言った高層ビルを想像するでしょうが、それらはほぼ全て、”ア−ル・デコ”に由来しています。
私も、約10年前、ニュ−ヨ−クシティ−に行きました。TimesSquare(タイムズスクエア)のあの艶やかな雰囲気は今だもって忘れられません。上で述べた建物の写真ももちろん残っていますよ!


エンパイアエステートビル      ラジオシティホール


☆英国

  ●BBC放送ハウス
  ●カ−ルトンシネマ
  ●王立英国建築家協会
  ●ド−チェスタ−HOTEL
  ●アポロビクトリア劇場           LONDON



英国はまだ、一度もいったことがありません。今一番行きたい国です。London から Scotland まで、どうしても行ってみたい所ですね。


ドチェスターホテルのEntrance    アポロビクトリア劇場


☆日本

  ▲伊勢丹新宿店 
  ▲聖路加国際病院
  ▲東京都庭園美術館          TOKYO  



私も以前はよく、聖路加国際病院の正面にある”聖路加ガ−デンタワ−”で夕食をとったりしました。ここは、隅田川沿いにあり、川沿いのベンチに腰掛ければ、都会の喧騒から逃れてホット一息つける、とても居心地のいいところです。夜になると、たくさんのカップルが佇んでいますよ!皆さんも是非一度、足を運んでみて下さい。



伊勢丹新宿店(左)
聖路加国際病院(右)

そんな訳で、今回はほんの少しですが、”ア−ル・デコ調”に関して触れてみました。
このBLOGをご覧になられている皆様の中にはもっもっと詳しい方もいらっしゃると思います。そんな方にはとても拙い内容ですみません。すいません

現代の風潮からは、少しかけ離れているかもしれませんが、ひと昔前、約1世紀前の世界、もちろん私はこの世に生れてはいませんが、現代社会にも今だ生きているこの雰囲気・・・。
どこか暖かく、どこか優しく、どこか安心できるような・・・。
そしてどこか優雅なこの感じ・・・。

私自身、現代=機能的、デコ=装飾的と勝手に思い込んでいます。
昔の西洋映画や絵画によく見られる、”暖炉”を想像してみてください。見ているだけで心が暖まるような気がしませんか?この”暖炉”のイメ−ジこそがデコのイメ−ジのような気がしてなりません。そして現代は?と言うと部屋の高いところに備え付けられた”エアコン”のようなイメ−ジ・・・。どうでしょう?

〜ART(芸術) DECOLATION(装飾)〜

そんなどこにでもあるようなありふれた言葉・・・。

”誰もがCOOLに毎日を生き急ぎ、そんな自分にどこか疲れきってしまっているような現代・・・。目に映るのは、どこか乾いたものばかりで・・・。”

外に出てみたら、どこかのお店やホテルに入ったら・・・。
ふと廻りの建物を見渡してみて下さい。座っているイスやテ−ブルを見てみてください。

ア−ル・デコは生きています。この現代社会の片隅で・・・。
実にさりげなく、そして少しけなげに・・・。

もしそこにあるのがたとえ ”デコ” でなくても、きっと、あなたに安らぎ与えてくれるような空気は必ずあると思いますよ。
それこそがたぶんあなた自身の感性の姿なのではないでしょうか!




ア−ル・デコは生きています。この現代社会の片隅で・・・。


ただ、人々がそれと気付がないように・・・。

                                Produced by T.U.







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