訳すと『効率』。
・・・どこかで聞いたような。
レース（競技）に使う車と市販車。この２つの求める効率も
大きく違います。
日常ではまず掛からないほどの負荷が掛かり、
走ってはマシンをチェックし、部品を交換し、と
何度も何度もピットに入る。。。
競技に参加するメカニックさんはきっと、『12ヶ月点検？
1年に1回でいいなら楽だよねー』と言うでしょう。
逆に皆様がお乗り頂いているお車、1000km点検、
6ヶ月点検など細かいスパンでの点検を限りなく省く
事が出来る、そんな効率を求めております。
例えば。
個々の車両によって誤差はありますが、約20000km、
もしくは2年間のどちらか先に来るまで基本的に交換は
不要なエンジンオイル。
考えてみると凄い事です。
大抵エンジンオイルの交換スパンの話になるとお客様に
驚かれるのも無理はありません。
市販車としての効率を高めてユーザー様やメカニックの
負担を減らす考えと、
レースマシンとして勝つための効率を上げて、ドライバーや
メカニックの操作性や作業性を高める考え。
MINIは、ひいてはBMW Groupはそのどちらも秀でたメーカー
だと自負しております。
写真はダカールラリーに参戦しているMINIのサービスパーク。
効率を求めてボンネットはフェンダーとバンパー上部と一体に。
これを市販車に適用すると、「車庫入れの時にフェンダーこすっちゃった
からフェンダー交換してね」となったらエライ出費に
ちゃーんと考えて造られているのですね。
（記：KAZU）
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